文化

〈寄稿〉百周年に寄せて 教員ら16名の寄稿

2025.04.01

寄稿や取材、講演会、文学賞などを通して京大新聞と関わりの深い教員ら16名からの寄稿を掲載する。おおむね年代順に、縁の生まれた時期をふまえて並べたが、起点は厳密に定まるものではなく、あくまで目安である。(編集部)

池田浩士(京都大学名誉教授)「報道陣と青春の夢」 粉川哲夫(批評家)「メディア唯物論のすすめ」 山本和利(松前町立松前病院医師)「よき友・伴侶・師と共に、 悔いのない青春を」 菊地夏野(名古屋市立大学人文社会学部准教授)「京大新聞と90年代の京大と今と」 尾池和夫(京都大学名誉教授)「おめでとう! 京都大学新聞100年!」 吉村萬壱(小説家)「抵抗の証」 山極壽一(総合地球環境学研究所所長)「京都大学新聞の未来を考える」 髙山佳奈子(京都大学法学研究科教授)「何が起きているのか知りたい」 佐々木俊尚(ジャーナリスト)「インターネットやメディアはこれから『小さなコミュニティ』の模索へと向かう」 佐藤卓己(京都大学名誉教授)「大学新聞と新聞学の百年へ」 藤原辰史(京都大学人文科学研究所准教授)「敗北の時代の光に向けて」 杉本恭子(フリーライター)「忘却にたいする記憶の闘い」 井口可奈(作家)「あのときの恩を返したい」 ミツヨ・ワダ・マルシアーノ(京都大学文学研究科教授)「百周年にふさわしい映画」 藤井建人(日本印刷技術協会シニアフェロー)「京大新聞に見る100年メディア経営の条件 持続的なビジネスモデルはいかに成立したか」 松浦さと子(龍谷大学政策学部教授)「現役学生のケア・ジャーナリズム」
今回、京大新聞のOP(卒業生)にも尋ねたうえで寄稿候補者をリストアップし、可能な限り連絡を試みた。残念ながら寄稿が実現しなかった候補者も多数いるが、16名もの教員らから協力を得て、1968年に京大へ赴任した池田氏から2024年の紙面連載に登場する藤井氏まで、60年近い期間をカバーすることができた。これにより、編集部の外からみた視点での「京大新聞史」が浮かび上がったと言えるのではないだろうか。

寄稿文には、「LINEやNoteなどを使って配信することを考えてほしい」、「多様な議論の場となり、未来を創造していくことが求められる」(山極氏)など、様々な助言も含まれている。指摘されたようなオンラインツールの活用や学生の声を拾う取り組みは、編集部でも課題に感じているところだ。原稿をもらいっぱなしのまま終わるのではなく、これからの編集方針や運営体制に反映することで、各氏からの激励への応答としたい。

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