書評
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〈書評〉「夜」への招待状 森見登美彦 『夜行』
2025.12.16
本を選んでいるときが一番好きかもしれない。本との出会いは多種多様である。表紙に一目ぼれした本もあれば、まったく…
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〈書評〉魅力的な余白 「はだかの部屋」
2025.12.01
1人旅の道中、欠かせないものがある。本だ。ただの本ではだめで、駅のホームでの待ち時間などに長く暇をつぶせる本で…
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〈書評〉詩をよんで心に耳を傾ける 『ひかりのなかのこども』
2025.12.01
一目惚れというものが在るなら、この詩集との出会いはそれだったと思う。水彩画で緑色の木々と木漏れ日が描かれた表紙…
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〈書評〉171ページの漫才 『火花』
2025.11.16
文学部で国文学を学ぶ評者は、芥川賞作品を遡って読んでいる。その流れで面白さに気づいたのが、本作『火花』だ。作者…
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〈書評〉「出町」に出会っていない人々へ 『京大生、出町にダイブ! 京都下町見聞録』
2025.11.16
誰かの日記を覗き見しているみたいだ。本書を読み進めていくうち、そんな感想が頭から離れなくなった理由は、全ての言…
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〈書評〉悲劇を繰り返さぬための論理 『未来からの遺言 ―ある被爆者体験の伝記』
2025.10.01
今から約50年前、高度経済成長も終わりに差し掛かった日本で、被爆者の声を集めようと立ち上がった人物がいた。本書…
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〈書評〉歴史を通じて自分を見つめ直す 『今起きていることの本当の意味がわかる 戦後日本史』
2025.08.01
本書は駿台予備学校の講師である著者の「戦後日本史」の講義録である。戦後史というと、教科書の最後の数ページで、授…
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〈マンガ評〉理解不能が愛おしい 『ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~』
2025.07.16
漫画は小説と比べて文字量が少ないので、すぐに読み終わってしまいコストパフォーマンスが悪いという意見がある。しか…
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〈書評〉書を携えて美術館へ行こう 『関西ミュージアムガイド』
2025.07.16
京都は美術館の街だ。街を歩けば至る所に美術館がある。散歩が好きな評者にとってはそれだけでも十分な発見で、楽しみ…
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〈書評〉詩を超えた詩論 『詩の構造についての覚え書――ぼくの《詩作品入門》』
2025.06.16
本書はこれから詩を読んでみようという読者に、その楽しみ方や読むべき作品を教えるという性格のものではない。これは…
