書評
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〈書評〉『カラスと京都』
2016.10.01
若き日のカラス研究者 『カラスの教科書』『カラスの補習授業』などの著書で知られるカラス研究の第一人者・松原始氏…
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〈書評〉厚焼サネ太著『お猫はん 京都ねこ歩き』
2016.10.01
猫歩きススメ 生粋の京都人である作者が、京都の街で、猫に出会える「猫スポット」を紹介する本だ。京都駅より北側の…
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〈書評〉権赫泰著、鄭栄桓訳『平和なき「平和主義」 戦後日本の思想と運動』
2016.09.16
いま、「平和主義」を再考する 「平和主義」という概念は、戦後71年が経った今でもなお、日本国内で一定の影響力を…
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〈書評〉高村光太郎著『智恵子抄』
2016.08.01
現代の私たちを問う純愛 『智恵子抄』には、彫刻家であり高村光雲の息子でもある高村光太郎が、妻の智恵子について書…
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〈書評〉長崎浩著『乱世の政治論 愚管抄を読む』
2016.07.16
歴史の道理を追い求める 「この日本国に政治はあるのか。ここでは政治の結果責任もへったくれもないのであって、ある…
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〈書評〉二至村菁著 『米軍医が見た 占領下京都の600日』
2016.01.16
混沌でありながら最高の赴任地であった京都 舞台は、第二次世界大戦終戦後アメリカ占領下の京都。自国アメリカで病院…
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〈書評〉待鳥聡史著『代議制民主主義』
2015.12.16
代議制民主主義とは、有権者が選挙で政治家を選び、選ばれた政治家が政策決定を担う制度で、現在ほぼすべての民主主義…
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〈書評〉奈良岡聰智著『対華二十一ヶ条要求とは何だったのか』
2015.12.01
サントリー学芸賞、アジア・太平洋賞受賞作 京大法学研究科の奈良岡聰智教授による本作は、第37回サントリー学芸賞…
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〈11月祭講演会連動書評〉『21世紀の資本主義を読み解く』
2015.11.01
本書は橘木氏のこれまでの著作、論稿等をまとめ、新たな知見を取り入れたものである。本著は全4章からなり、第一章は…
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〈書評〉橘木俊詔著『安心の経済学』
2015.10.16
福祉国家という希望 現在は、「リスク社会」が声高に叫ばれ、日々直面するリスクにいかに対処していくかが問われてい…