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総長と語る、大学生生活 「新入生キャンペーン」で講演会

2009.05.02

4月14日、京都大学百周年時計台記念館にて新入生キャンペーンの第1回イベントとして松本紘総長の講演会が行われた。総長は自身の体験をもとに新入生に教訓を語っていた。

当日会場に集まった新入生は50人ほど。総長が自身の座右の銘である「自鍛自恃(=自らを鍛えると同時にたのみとする)」を用いて学生時代のエピソード、更には京大生がいかにあるべきかを説いた。今日の学生について語った節では、少し引っ込みがちなだけで根底の部分では昔と変わらない闊達さがあると述べた。

講演会の後半は、当日来場者から寄せられた質問を落合展実行委員長が紹介し、それに対して総長が答えるという形式の企画が行われた。「東大を意識した事がありますか」という内容から、中には「クスノキ下のテントについてどう思いますか」というタイムリーな問題まで飛び交い、会場の笑いを誘った。

キャンペーン実行委員会では5月11日にも第2回のイベントが予定されており、各界で活躍する京大OBと現役学生との討論会が行われるという。



《本紙に写真掲載》