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2月25日から27日にかけて、京大の入学者を選抜する個別試験が行われた。新型コロナウイルス感染症の罹患者や試験当日朝に発熱があった受験生には追試験の機会が設けられ、今年は19名が対象だという。3月22・23日に本試験と同様の科目で実施され、27日に合格発表が行われる。

京大は昨年12月に発行した募集要項の中で、本試験受験後に試験期間中の罹患が判明した場合、大学へ連絡するよう受験生に求めていた。3月4日時点で、該当する連絡はないという。

また、文部科学省は1月11日の通知の中で、国公立・私立の大学長に対して、▽新型コロナの影響で共通テストを受験できなかった学生について、各大学の個別試験のみで合否を判定すること▽個別入試で、本試験と追試験の両方を受験できなかった学生には、面接や小論文を利用した再試験の機会を新たに設けることを求めている。京大は本紙の取材に対し、個別試験のみでの合否判定の実施について「詳細は非公表」と回答したほか、個別試験の追試を新たに設けることについては、対象者の有無が不明なため「現時点では未定」だとした。