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オープンキャンパス オンラインで開催 新型コロナの影響で

2020.08.01

京大は8月6日から、オンラインでオープンキャンパスを開催している。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、昨年度までのような大学構内で実施する方式を見直したという。京大公式ホームページ内に特設サイトを設け、オンデマンド配信による動画を中心としたコンテンツを多数掲載している。

特設サイトでは、総長によるメッセージや大学説明、入試概要の説明、応援団からのエール、施設紹介(附属図書館、総合博物館、百周年時計台記念館展示室)などの動画を公開しているほか、入試に関するQ&Aコーナーを設けている。他にも学部ごとの模擬講義動画や学部長からのメッセージなど様々な動画を視聴することができる。

京大では2002年度から、毎年8月上旬の2日間にオープンキャンパスを実施している。京大への入学を希望する全国の高校生らを対象に、大学の教育・研究、学生生活などについて知ってもらうのが狙いだ。従来のオープンキャンパスでは、総長の講演や希望の学部での模擬授業を体験できたほか、研究室を訪問して先生の話を聞くことも可能だった。また学生生活や進路についての相談コーナーや、附属図書館・総合博物館などの施設見学、キャンパスツアーなど様々な企画があった。今回オンラインでの開催となったことで、直接京大の講義を体験したり施設を利用したりすることは難しくなったが、京大は当面の間開催するとしており、特設サイトにアクセスすることで時間を選ばずオープンキャンパス関連の動画を見ることができるようになった。特設サイトで山極総長は、オープンキャンパスに際して「WEBでの開催という新しい試みになったが、様々なコンテンツを用意しているので、京大の魅力をじっくり感じ取ってほしい」としている。

8月16日12時30分配信

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