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京都大学は昨年12月14日、2019年以降の学部入学試験で、これまで非公開だった試験問題の出題意図と解答例を公開すると発表した。京大によれば、昨年の大学入試での大学側の出題ミスが全国的に多発したことから、文部科学省が各大学に原則として解答例を公開するよう求めており、それを受けての措置だという。京大が受験生に求めることを明確にし、学習の助けとすることが狙い。

京大によると、解答例はあくまで解答の一例であり、採点基準の資料とは一致しない。さらに、数学における証明問題などの解答が複数考えられ、かつ、掲載された解答例をそれ以外の解答を否定するような印象を与える問題に関しては、出題意図のみを公開する場合もあるとしている。
　
この解答例は京都大学の窓口や、公式サイトのうち、受験生用のページで２年間閲覧できる。