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【NF講演会】21世紀の資本主義を読み解く

2015.10.01

京都大学新聞社は今年度11月祭で経済学者の橘木俊詔氏をお招きし、「21世紀の資本主義を読み解く」と題する講演会を開催します。
トマ・ピケティ氏の『21世紀の資本』が記録的なベストセラーとなり、格差を考える機運は世界的に高まっている。氏の分析手法は富裕層の資産の動きに注目したものであるが、これは、長年データが蓄積されてきたイギリスやフランスを主として分析したため、日本における格差の実情には必ずしも当てはまらない。日本の格差はいかにして生まれ、そして再生産されるのか。そして、これからの日本はどのような社会を目指していけば良いのか。日本における格差研究の第一人者である橘木俊詔氏にその考えを伺う。
会場:法経済学本館 法経第一教室
日時:11月22日(日)14:00開始
参加費:無料(予約不要)
主催:京都大学新聞社
(たちばなき・としあき)
1947年兵庫県生まれ。1967年小樽商科大学商学部卒業後、大阪大学大学院修士課程修了。ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程(ph.D.)を修了。大阪大学教養部助教授を経たのち、京都大学経済研究所に在籍。2003年に同大学経済学研究科教授。2007年定年退任、名誉教授となる。現在は京都女子大学客員教授。専門は労働経済学。『ライフスタイルの経済学』(1997, ちくま新書)、『格差社会 何が問題なのか』(2006, 岩波新書)、『「幸せ」の経済学』(2003, 岩波新書)など著書多数。
お問い合わせ E-Mail: kup@ops.dti.ne.jp TEL: 075-761-2054

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