ニュース

京大スピリッツ、始まる 第1回は松本総長が講演

2011.07.07

5月27日、百周年時計台記念館2階ホールにて、「京大スピリッツ」と銘打つリレー式講演会の第1回(全6回)が開催された。会場は本来、百周年時計台記念館1階百周年記念ホールの予定だったが、都合上急きょ変更された。

同講演会では松本紘総長がトップバッターとして講演した。総長は自身の経歴・研究内容に触れた後、「日本は近隣諸国に追い抜かされてきている。君たちの若い力で日本を立て直していってほしい」と訴えた。また、講演会の中では、総長が中心となって計画している学寮型大学院「思修館」についても触れられ、総長は「専門の細分化は広範な視野を阻害するものであり、学寮型大学院のような越専門型教育施設が必要だ」と述べた。

講演会は残すところ6月27日、28日、30日の3回となっており、それぞれ伊藤紳三郎工学研究科教授、冨谷至人文科学研究所教授、淡路敏之教育担当理事が講演する予定。入場には全学共通教育窓口に置いてある整理券が必要となっている。なお、「京大スピリッツ」とは、「『先見性とチャレンジ精神』からなる気心」とのことである。

関連記事