研究人生を語る 南部陽一郎氏来学(2009.11.01)

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基礎物理学研究所は10月26日、昨年、「自発的対称性の破れの発見」でノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎・シカゴ大名誉教授(理論物理学)を招き、仁科記念講演会を開いた。

南部氏が日本で市民向けの講演をしたのはノーベル賞受賞後はじめて。講演の題は「自然法則の対称性とその破れ」。自然界における「対称性」やその「自発的破れ(SSB)」について、物理的に意味することを説明し、素粒子物理学における標準理論(強い相互作用、弱い相互作用、電磁力について記述する理論)の確立を目指したこれまでの研究人生について語った。また自身の人生観について「挫折した時もめげなかった」「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず(論語)」「常にどうやっていくべきか、どうするべきか考えて研究する」と述べた。

講演後には記者会見にのぞんで、「ほっとした」と一言。大学生の現状について、「(学力などが)優れているが、様々な情報が多くあふれているから、余裕をもって行動できるように考えるひまを与えるべきだ、と答えた」。

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