〈書評〉『カラスと京都』(2016.10.1)

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若き日のカラス研究者


『カラスの教科書』『カラスの補習授業』などの著書で知られるカラス研究の第一人者・松原始氏が、学生時代の奔放な生活模様を綴る。著者は1992年に京都大学理学部に入学。野生生物研究会(野研)に身を置き、カラスの観察を日課としていた。京大理学部生として、野研会員として、そしてカラスの研究者として、それぞれの日常を鮮明に描き出す。
 
松原氏の文章には自由闊達な空気が満ちている。友達にでも語り聞かせるように砕けた調子の文体で、描き出されるのは気ままな野外活動ライフだ。それは時にカラスの観察記録であり、時にはフィールドワークで遠方へ出かけた際の紀行文、また野研の活動日記でもある。
 
大学生という身分を謳歌する若き松原氏の姿に、心のどこかにある野性味を刺激される。(賀)

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