〔芦生研究林シンポジウム〕なぜ?自然に惹かれる理由

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10月12日、京都大学旧演習林事務室ラウンジで芦生研究林シンポジウム「森とアートの接合面」が開催された。登壇者は三宅一樹氏(彫刻家)、大野涼菜氏(コンセプチュアルアーティスト)、川久保ジョイ氏(写真家)、山本修路氏(現代美術家)の4名。芦生研究林で3日間をともに過ごした各氏が、現地で感じたことを発表・討論した。京都大学教育研究開発推進センター教授でアーティストとしても活躍する土佐尚子氏がゲストとして来場した。企画・進行は京都大学フィールド科学教育研究センター准教授の伊勢武史氏が務めた。

なぜ人には森を愛し敬う気持ちがあるのか。生物の研究に携わる伊勢准教授が日ごろから抱く素朴な疑問だ。伊勢氏にとって今回のシンポジウムは、芸術家たちが自然をどのように感じて表現するかを確かめることで人の心と自然の関係の解明に迫ろうとする ひとつの実験なのだという。

芦生研究林でのキャンプ生活から帰ってきたばかりだという4人の芸術家たちは、思い思いに感想を述べた。「刺激的で貴重な体験だった」と三宅氏は熱く語る。研究林で遭遇した巨木を描いた作品を披露してみせた。大野氏、川久保氏、山本氏、土佐氏らもこれまでの作品や活動を紹介。人と自然の関係というテーマについて、違ったジャンルで活躍する芸術家たちがそれぞれの観点から考察を深めた。

共催者として参席した森里海連環学教育ユニット所属の清水夏樹氏は「森と里と海は互いに影響しあうものだから、1つに囚われない見方が重要。次は海をテーマにしたイベントも開きたい」とコメントを寄せ、今後の活動に意欲を見せた。(賀)

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