小林圭二氏ら語る 教員有志が原発講演会開く(2011.07.01)

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6月29日、吉田キャンパス物理工学校舎で「原発講演会」が行われた。教員有志らのグループ「縮小社会研究会」による主催。小林圭二・元京大原子炉実験所教員と、荻野晃也・電磁波環境研究所所長(元工学研究科原子核工学教員)の2氏が講演し、原発の危険性を改めて訴えた。

小林氏は「原子炉の構造とメルトダウン」と題し、3月11日の福島第一原子力発電所の事故で一体何が起きているのか工学的な考察を紹介。日本は高い技術力を持っているはずなのに、このような事故が起きてしまって「恥ずかしい」と述べ、放射線廃棄物の処理にこれからも費用がかかるという問題から、原発は廃止する流れに持っていかなければならないと主張した。

荻野氏は「べックの法則」と言われる(1)最大想定事故は起こりうると考えるべきである。(2)事故時には安全装置が働かないことがある。(3)事故は予想しない時に、予想しない原因から起こり、予想しえない結果を生ずることが多い。という基本原則さえも日本の原発推進サイドは守ろうとしてこなかったことを指摘。伊方原発(愛媛県)の裁判などで、荻野氏が求めてきた安全基準が認められなかったことを紹介した。

講演会録は本紙7月16日号、8月1日号に掲載予定。

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