「はやぶさ」帰還カプセル総博で展示 宇宙の旅に思いを馳せて(2011.02.16)

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昨年6月に7年・約60億kmの旅を終えた小惑星探査機「はやぶさ」が、小惑星「イトカワ」で採取した微粒子を入れて運んでいたカプセルの本体「インスツルメントモジュール」などが2月2日から6日まで総合博物館第2企画展示室で展示された。展示開始日の朝には博物館前に50人以上の行列が出来るなど期間中は多くの人出で賑わい、5日間で約1万7千人の観覧者が訪れた。同展示は京都府教育委員会との共催で、期間中には府内の小中学校から児童・生徒が招かれ、博物館でワークショップなども行われた。また展示時期とあわせて京大の研究者が府内の小中学校に出前授業を行ったほか、期間最終日の6日には百周年時計台記念ホールではやぶさの軌道計画とミッション設計に携わった京大の生存圏研究所教授・山川宏氏などが講演するシンポジウムが開催された。

はやぶさは2003年5月9日に打ち上げられ、2005年11月にイトカワに到着、その後帰路において地球との通信が途切れるなど様々なトラブルに見舞われたが立て直し、当初の予定より3年遅れの2010年6月13日に大気圏に再突入、焼失した。微粒子の入ったカプセルは再突入直前にはやぶさから切り離されオーストラリアのウーメラ砂漠に着陸した。

帰還したカプセルはその後日本全国の博物館・科学館などで展示されている。京都大学総合博物館は昨年JAXA( 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構)による展示箇所の公募に手を挙げ、24時間体制の警備などを条件に展示箇所に選ばれたという。同カプセルが大学の附属施設で公開されたのははじめて。訪れた観覧者はカプセル本体のほか、本体を熱から守る「ヒートシールド」などに熱心に見入っていた。

《本紙に写真掲載》

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