大学ファンド 1千億円超の黒字 JST 23年度運用実績を発表
2024.07.16
世界トップレベルの研究水準を目指す「国際卓越研究大学」への財源として科学技術振興機構(JST)が運用する10兆円規模の「大学ファンド」の運用実績について、JSTは7月6日、大学への資金拠出の原資となる純利益が2023年度は約1167億円の黒字だったと発表した。JSTの喜田昌和・運用業務担当理事は、主に株価上昇と円安が背景にあると分析している。
年度単位での純利益は、前年度比で約424億円増加した。喜田理事は業務概況書の中で、23年3月に政府による資金投入が完了したため、23年度は「10兆円規模で運用する初年度」だったと振り返った。資産構成については、リスク管理に用いられる資産構成に比べても「リスクを低めにコントロール」したと述べ、運用実績は「主に株価上昇と円安」が背景にあるとした。
大学ファンドは21〜23年度を「運用初期」と位置づけており、「運用・リスク管理体制の整備・充実に注力」したと総括した。今後は26年度末までの「可能な限り早い段階」に3千億円の運用益を達成したいとしている。なお、この金額は「世界と伍する研究大学の実現」のために、内閣府の総合科学技術・イノベーション会議が「長期的な視点から」必要だとした1年あたりの支援総額に相当する。
年度単位での純利益は、前年度比で約424億円増加した。喜田理事は業務概況書の中で、23年3月に政府による資金投入が完了したため、23年度は「10兆円規模で運用する初年度」だったと振り返った。資産構成については、リスク管理に用いられる資産構成に比べても「リスクを低めにコントロール」したと述べ、運用実績は「主に株価上昇と円安」が背景にあるとした。
大学ファンドは21〜23年度を「運用初期」と位置づけており、「運用・リスク管理体制の整備・充実に注力」したと総括した。今後は26年度末までの「可能な限り早い段階」に3千億円の運用益を達成したいとしている。なお、この金額は「世界と伍する研究大学の実現」のために、内閣府の総合科学技術・イノベーション会議が「長期的な視点から」必要だとした1年あたりの支援総額に相当する。
