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学生有志が卓越大反対スタンディング 「全構成員との対話を」と訴え

2025.11.01

学生有志が卓越大反対スタンディング 「全構成員との対話を」と訴え

プラカードで卓越大の問題点を訴える

京大の国際卓越研究大学(卓越大)の第2回申請に反対し、学生有志「京大の卓越大申請を憂慮する学生緊急アクション」が10月に時計台広場・総人広場にてスタンディングを行った。卓越大認定に向けた審査が進むなか、文科省が10月中に京大を現地視察すると発表したことをうけ、有志が集まった。学生や教職員の問題意識を喚起することが狙いだという。

卓越大に認定されると、国が10兆円を運用する「大学ファンド」から1年あたり最大で数百億円の拠出を受ける。2023年の第1回公募では、東北大が認定され、京大は落選していた。認定された大学は年間3%の事業成長や民間企業等からの外部資金の獲得が求められる。さらに合議制機関の設置も求められており、京大でも今年1月「運営方針会議」が新設された。これは学外者が半数以上を占め、大学の予算のほか卓越大に関する「体制強化計画」を議決する。

スタンディングでは、卓越大認定によって生じる問題点を訴えた。学内のガバナンス強化に伴う福利厚生の削減や文系の学問・基礎研究の軽視を挙げた。資金獲得の必要に迫られ、将来的に学費が値上げされる可能性についても指摘する。卓越大認定に向けた意思決定に大学の構成員である学生が参加できない点も批判した。

学生有志には様々な所属の学生が集まっており、寮や学部の自治活動に関わっている学生もいるという。立ち止まって聞いてくれる学生もいるなど、有志の1人は活動に手応えを感じていると話す。有志は大きな目標として「全構成員が総長と対等に話し合える場」を作る必要があると訴える。メンバーの1人は、「未来の学生のことも考えて、一緒に活動してほしい」と連携を呼びかけた。

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