生協食堂 卵使わず5日間営業 供給不足うけ「考えるきっかけに」
2023.05.16
京大生協は4月24日から5日間、運営する食堂で鶏卵を使用しない取り組みを実施した。鳥インフルエンザまん延の影響で、鶏卵の供給不足や価格高騰が起きていることをうけ、京大生協として鶏卵の使用を抑えるとともに、時事問題について「考えるきっかけ」を作る狙いがある。
生協食堂では「だし巻き」や「温泉玉子」など副菜の一部に加え、揚げ物の衣などに卵を使用している。生協がある週の卵の使用量を調べたところ、供給不足の影響で一部の卵料理を提供していないにもかかわらず、約1400個にのぼったという。
生協は期間中、掲示やツイッターを通じて利用者からの意見を募集していた。寄せられた意見について、生協の担当者は本紙の取材に対し「賛否両論ある」としたうえで、卵の供給不足の問題や生協の取り組みについて「色々な意見が出て議論が起こることは喜ばしい」と回答した。
取り組みは4月28日で終了した。生協によると、今後生協食堂で卵の使用量を抑制する予定はないが、卵を使用したメニューは安定して供給できない場合があるという。食材となる加工卵が販売を休止している影響で、ルネや北部食堂のオーダーコーナーで提供していた卵料理については当面提供できない見通しだ。
生協食堂では「だし巻き」や「温泉玉子」など副菜の一部に加え、揚げ物の衣などに卵を使用している。生協がある週の卵の使用量を調べたところ、供給不足の影響で一部の卵料理を提供していないにもかかわらず、約1400個にのぼったという。
生協は期間中、掲示やツイッターを通じて利用者からの意見を募集していた。寄せられた意見について、生協の担当者は本紙の取材に対し「賛否両論ある」としたうえで、卵の供給不足の問題や生協の取り組みについて「色々な意見が出て議論が起こることは喜ばしい」と回答した。
取り組みは4月28日で終了した。生協によると、今後生協食堂で卵の使用量を抑制する予定はないが、卵を使用したメニューは安定して供給できない場合があるという。食材となる加工卵が販売を休止している影響で、ルネや北部食堂のオーダーコーナーで提供していた卵料理については当面提供できない見通しだ。