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寮増設や団交を要求 熊野寮窓口交渉

2022.07.01

6月21日正午過ぎ、熊野寮生ら約40名が教育推進・学生支援部棟前に集まり、熊野寮増設の要求書を厚生課職員に提出し、団体交渉の実施を要求した。寮生と厚生課職員のやりとりは40分に及んだ。

熊野寮自治会は2012年4月2日付けの要求書などで、寮の収容可能人数の不足を申告し、寮の増設を大学側に要求してきた。自治会側は「10年を経てもなお大学は適切な対応をしていない」と批判したうえで、大学が吉田寮に入寮募集の停止を求めている影響で熊野寮への入寮希望者が増加していると説明し、「問題が深刻化している」と訴えた。さらに交渉の最後には、団体交渉の実施も要求した。対応した職員は少人数での交渉であれば検討する旨を述べたが、寮生は立場の差から「ハラスメントが起きかねない」と指摘し、団体交渉の必要性を訴えた。

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【厚生課窓口でやりとりする職員と熊野寮生】

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