京大野球部 春季リーグ5位フィニッシュ ベストナイン3人 過去最多(2022.06.01)

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24日、わかさスタジアム京都で関西学生野球の春季リーグ最終戦が行われ、京都大学は近畿大学に1―10で敗北した。この試合の結果、優勝が近大に決まり、京大の5位が確定した。単一シーズンでの5勝は、2019年の秋季に並んで最多タイ。試合後には春季リーグを通してのタイトルとベストナイン発表が行われ、京大からは二塁手部門で小田雅貴、三塁手部門で伊藤伶真、外野手部門で山縣薫が選出された。京大からベストナインに3人選ばれたのは過去最多。

目次


    力及ばず大敗、Aクラス逃す 5月24日 近大10‐1京大
    プロ注目の水口が今年初先発 5月22日 関学4‐1京大
    エースから先制するも逃げきれず 5月21日 関学5‐3京大

力及ばず大敗、Aクラス逃す 5月24日 近大10‐1京大


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【9回、愛澤のホームラン】

京都では今年初の30℃を記録する中で24日の試合は行われた。京大は0―0の3回裏、7番の一年生、中井壮樹が無死から三塁打で出塁しチャンスを演出するも、続く愛澤祐亮が三振、水江日々生のスクイズも失敗し、先制機を逸した。4回表には、失策と内野安打で許したランナーを近大の6番竹谷にライトへの犠牲フライで返されただけに、対照的な両チームの攻撃となった。

先発の水江は4回を1失点にまとめるも、近大打線にリリーフ陣を攻め立てられ、6回には5点、9回には4点と、合計10点を奪われた。リリーフ登板した徳田聡・牧野斗威・染川航大は、全員が21日・22日に登板しており、一日を空けての三連投となった。

京大は諦めなかった。9回裏、愛澤が近大・小寺の変化球を振り抜きライトスタンドへのソロホームラン。後続が続かず二死まで追い込まれたが、代打の梶川恭隆がヒット、3番伊藤伶真が四球を選んだ。しかし4番の山縣薫がキャッチャーファールフライに倒れ、試合が終了。点差は9点と大幅に開いていたが、それでも京大ベンチからは最後の一球まで大きな声が響いていた。(航)

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【優勝を決め、近大ベンチから選手が飛び出す】

試合後インタビュー 出口諒主将


―勝てばAクラス、負ければBクラス。緊張はチームにあったか

緊張はなかった。ただワンプレー目でセカンドにエラーが出て、浮き足だった。対戦相手の近大も勝ったら優勝というところで、気迫は感じた。

―二遊間は初回含めて3失策

センターラインがエラーすると厳しい。秋に向けての伸び代。

―最終戦で愛澤にHRもあった

愛澤は打撃面では苦しんだシーズンだった。今後につながる一本だと思う。

・シーズンを通して

―次の秋季リーグまで約3ヶ月

エラーを減らして、守備力を強化する。加えて、同志社の髙橋、立命館の秋山、近大の久保といったレベルの高い投手に打ち勝つ打線にする。

―マスコミ各社には、大きく取り扱われた

これまでは話題先行で取材を受けていたが、しっかり勝てるようになって、少しずつ結果が追いついてきたのはよかった。

ー先発陣では水江が踏ん張った

ありがとうございます、と言いたい。いなかったらどうなっていたか。

ー投手の運用は

コマ不足を感じた。染川・牧野・徳田の3人に頼らざるを得ない。打たれたら仕方ない。水口が医学部実習で平日の試合にこれないのはわかっていたが、なかなか調整ができず土日の試合でも登板が難しかったのは誤算だった。怪我をしている木村(圭吾)や村尾(昂紀)、川渕(有真)などは秋に向けて帰ってきてくれたら嬉しい人材。

ー水口が医学部実習で試合に出にくい。チームではどう受け止めたか

水口は実習が終わるので、これからはフルで出られる。本人もチームに貢献できなかったことに悔しさがある。調整が絶対的に足りなかった。投げ込み・平日のトレーニングができない。

ー野手陣は、小田・伊藤・山縣・青木を繋げるオーダーが固まった

本来は1番バッターを固定したかった。自分が1番を打たないといけなかった。

ーベストナインに3人選ばれた

実力的に、選ばれておかしくない。ただ、逆にそれだけ選ばれていても試合には勝てなかった状況を受け止めるべき。チームでの野球ができなかった。

ー応援してくれた方々に対して

球場に来てくださるのはとてもありがたく、感謝しています。春は不甲斐ない試合を見せることもありましたが、秋はリーグ優勝をするので、球場にきていただければと思います。

プロ注目の水口が今年初先発 5月22日 関学4‐1京大


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【先発の水口創太】

関西学院大学が4―1で京大を下した。京大は21日に続いての敗戦となり、勝ち点の獲得とはならなかった。

京大は2回表にチャンスを作ると、前日先制タイムリーの大川琳久の打席で関学の先発・執行の暴投を誘い一点を先制した。

京大の先発は春季リーグでの初先発となる水口創太。直球の最速は144キロを記録した。3回に内野安打と四球・死球でランナーを背負い、二死満塁としたところで打席には関学の4番高波。セカンドへの強い打球に二塁手小田のグラブが届かず、2点を返されるタイムリーヒットとなった。水口は3回2失点でマウンドを降りた。

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【9回、一塁まで全力で駆けた青木悠真】

後続の徳田聡が打たれ、関学に3点差をつけられた京大は、8回の二死一塁の場面で、18日の試合で代打逆転満塁弾を放った梶川恭隆を代打で打席に送った。球場では大きな歓声があがったが、センターフライで凡退。9回には無死一塁二塁のチャンスを作り、一本出れば同点の場面でクリーンナップに繋いだ。しかし3番山縣薫がセンターフライ、4番青木悠真はショートへの併殺打に終わりゲームセット。あと一本が遠かった。

エースから先制するも逃げきれず 5月21日 関学5‐3京大


5月21日、わかさスタジアム京都にて、京大と関西学院大学三連戦の第一戦が行われた。京大の先発は春季リーグの開幕投手を務めたエースの水江日々生が、関学はプロ注目の西隼人が務め、両エースの投げ合いで試合が始まった。

京大は2回に、青木悠真と西村洪淳の連打で一死二塁、三塁のチャンスを作ると、大川琳久の適時打で先制する。さらに5回には伊藤伶真と青木の適時打で2点を追加し、ドラフト候補のエース西を打ち崩して試合の流れを掴んだ。

一方、水江は2〜4回に関学打線を三者凡退に斬って取るなど好投を見せるも、5回から徐々に捉えられ始め、7回に2点を返された時点で2番手の染川航大がマウンドに上がった。しかし、二死満塁で4番の高波に走者一掃の適時打を浴び、逆転を許した。

反撃の糸口を掴みたい京大は、9回からマウンドに上がった4番手の徳田聡が2番からの上位打線を三者凡退に抑えて裏の攻撃を迎えるも、チャンスが作れないまま5―3で敗戦した。

京大は序盤で先発の西を捉えて先制するも、逆転を許して以降、関学のリリーフ陣から得点することができなかった。主将の出口諒は「気を引き締めていたつもりでも、3連勝していて油断していたと思う。3点差をつけて、見えない気の緩みがあった」と試合を振り返った。(滝)

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【試合後の挨拶】

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