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ウクライナの学生受け入れへ 授業料免除も

2022.04.16

京大は4月6日、ウクライナの学術交流協定校から学生を受け入れ、授業料の免除をはじめとした支援を提供すると発表した。ロシアによるウクライナ侵攻が続くなか、3月8日に示した支援方針を具体化したかたちだ。

対象となるのは、キーウ(キエフ)⼯科⼤学とタラス・シェフチェンコ記念キーウ国⽴⼤学だ。2013、14年に京大は両校と協定を結び、共同研究や研究者の交流を推進するなかで留学生を受け入れてきた。侵攻に伴う受け入れは「特別枠」として行うと説明している。

支援は「取り得る最大限」のものを考えていると説明し、具体策を提示した。検定料、入学料、授業料は大学が負担し免除する。また自治体と連携し住居を無償で提供できるように図り、生活面での援助も実施する方針だ。政府にも働きかけ、渡航の費用や生活支援の提供を促すという。

さらに学生の生活費を賄うため、「ウクライナ危機支援基金」を設立した。湊長博総長はメッセージ動画を公開し、経済的支援について「全てを京都大学のみでサポートするのは容易ではない状況」と訴え、寄付を呼びかけた。

3月8日には、ウクライナの大学や学術機関の関係者に対して、「学生の受け入れ等最大限の便宜を図る」と表明していたが、受け入れの対象や手続きなどは未定だった。

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