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保健診療所は1月31日、吉田キャンパスの内科を予告どおり閉鎖した。1月19日には、延長していた精神神経科および桂と宇治の内科を3月25日に終了すると発表した。一般診療をすべて停止し、4月からは学外の医療機関を適宜紹介するという。

診療終了の方針は昨年12月に公表された。神経科は当初、1週間後に初診受付を締め切ると告知したが、「各所調整のうえ」撤回し、「当分の間」続けると表明していた。

2019年には内科・神経科あわせて4千人強が受診した。診療継続を求める声が上がっており、学生らが12月に署名と要求書を提出した。署名は2月時点で約4400筆にのぼる。また、職員組合は会議体での検討が不十分と訴え、1月27日付で大学当局に団体交渉を申し入れた。

大学は12月の通知で受診者数の減少を指摘し、代わりに学生相談窓口を整備すると説明している。