京大 精神科診療所の方針明かす 留学生・教員は別組織で対応
2025.04.01
京大は本紙の取材に、4月1日に日本語話者の学生向けの診療所・学生メンタルヘルスセンターを開設し、初期対応に限って診察を行うことを明らかにした。2月12日の部局長会議で、学生総合支援機構が機構内に診療所を設置すると報告したという。3年前に閉鎖した保健診療所では留学生や教員も対象としていた。精神科領域の対応は、日本語での意思疎通に困難がある学生は留学生相談室、教員は環境安全保健機構の産業厚生部門で行う方針を示した。
3年前に閉鎖した保健診療所は、内科・神経科の診療や保健サービスを実施する施設で、京大の学生・教員は相談と診察を無料で利用できた。京大は「学生メンタルヘルスセンターは保健診療所に代わるものではなく、学生総合支援機構に新たに設置する組織である」と説明している。
京大によると、学外の精神科で受診の予約に時間を要する状態を踏まえ、外部の医療機関に繋ぐまでの初期対応および診断を行うために開設する。京大は、センターに医師2名と看護師、受付事務を配置する予定だと述べた。センターでは、精神科領域に関する初期対応の2、3回以内で診療を行う。診察料や処方箋料は無料で、薬は院外処方となる。
3年前に閉鎖した保健診療所は、内科・神経科の診療や保健サービスを実施する施設で、京大の学生・教員は相談と診察を無料で利用できた。京大は「学生メンタルヘルスセンターは保健診療所に代わるものではなく、学生総合支援機構に新たに設置する組織である」と説明している。
京大によると、学外の精神科で受診の予約に時間を要する状態を踏まえ、外部の医療機関に繋ぐまでの初期対応および診断を行うために開設する。京大は、センターに医師2名と看護師、受付事務を配置する予定だと述べた。センターでは、精神科領域に関する初期対応の2、3回以内で診療を行う。診察料や処方箋料は無料で、薬は院外処方となる。