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職組が市と京大を提訴 立て看規制めぐり

2021.05.16

大学周辺の立て看板の撤去を巡り、京大職員組合は4月28日付で京都市と京大を相手取って京都地裁に提訴した。

3月末の会見で表明していた通り、550万円の損害賠償を求める。京大当局が市の条例を根拠に立看板規程を定め、2018年と20年に組合の看板を事前通告なく撤去したことについて、組合は表現の自由や労働組合の権利の侵害と主張している。訴訟費用を募るクラウドファンディングでは、12日時点で200万円以上が集まっている。

組合による提訴について京大は、本紙の取材に「訴状が届いておらず、コメントすることはない」と回答した。

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