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耐震工事のため昨年１１月より一時閉店していた吉田ショップが、９日より営業を再開する。食品売り場が拡張され、営業時間は授業期間の平日８時から１９時までとなる。また、共北ショップが６日をもって一旦営業を停止し、吉田南構内における購買機能は吉田ショップに一本化される。

リニューアル後の店内は、レイアウトが大きく変わる。メディアセンター南館などからの来店が多かった状況を踏まえて店の南側に入り口が増設されるほか、北側には建物２階に移転予定の生協本部へつながる階段が整備される。

また、食品の売り場が大幅に広がる。以前は食品の売り場面積が小さかったため昼休みを中心に店内が混雑し、商品も頻繁に入れ替える必要があった。改装後は店内の東側半分を食品売り場とするほか、レジの増台、業務用レンジや給湯器の設置により、利便性を高める。

朝の利用環境にも変更が生じる。これまで吉田南構内で８時から営業していた共北ショップは、６日をもって一旦営業を停止する。一方、授業期間の平日１０時から１９時までだった吉田ショップの営業時間を以前より２時間早い８時からとし、「朝ミール」の利用を可能にする。

共北ショップは２０１０年、利用客が少ないことから撤退したローソンの跡地にオープンしたが、時計台ショップと吉田ショップに挟まれた立地も影響し、同様に客足が伸び悩んでいた。吉田ショップの耐震工事が始まってからは、「吉田・共北ショップ合同仮設店舗」として営業を行っている。今後の使用方法ついては大学側と協議していく。

なお、京都大学生協では９日から２７日までの間、今回のリニューアルオープンを記念して週替わりでセールを行う。このうち９日からは、うまい棒１本５円セールが５万本限定で実施される。