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生協食堂 3月から価格改定 ミール額も変更、実質値上げも

2026.02.16

生協食堂 3月から価格改定 ミール額も変更、実質値上げも

今回改定される品目

京大生協は3月2日、食材価格や人件費の高騰を踏まえ、昨年9月以来の食堂メニューの価格改定を行う。大学生協事業連合に加盟する全生協で実施し、地域ごとに異なっていたメニュー・価格を統一する。ライスは盛付量を減らし、丼は中盛で22円値上げする。あわせて、ミールシステムの1日当たりの限度額も引き上げ、土曜日は利用不可とする。生協は本紙の取材に対し、赤字経営が続く中で「価格改定をしないと大きく赤字は膨らむ」とし、利用者に理解を求めた。

ライスは値段を据え置く一方、小〜特大盛で各10〜60グラム盛付量を減らす。丼やカツカレーなどはライスの量を減らし、小・中盛は22円、大盛は66円価格を引き上げる。麺類や一部主菜は値上げし、内容をリニューアルする。カレーライスや豚汁などは量を減らして価格を引き下げる。

生協食堂などでは、一定額を生協に預け、1日あたりの限度額内で支払いができる「ミールシステム」を導入している。今回の改定に伴い、1日あたりの限度額を各プランとも100〜200円引き上げる。また、これまでは土曜日にも利用できたが、価格改定後は平日のみ利用可能となる。

京大生協では慢性的な赤字経営が問題となっており、25年度決算では累積赤字が3億円を超える見込み。阿部大地・食堂部統轄店長は「今回の価格改定で赤字が解消されることはない。価格改定や経営努力を通じて食堂サービスを維持していきたい」とした。

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