ニュース

探究活動、やってみました 総博でポスターセッション

2015.01.16

総合博物館で昨年12月24日、教職科目「教職実践演習」を履修する学生が、来場者に探究活動の成果を発表した。

総博で開催中の「探究活動」に焦点を当てた特別展「学びの海への船出」に関連したイベント。探究活動への理解を深めるために、「教職実践演習」を受講する20名の学生が実際に自分たちで挑戦。「興味のない生徒に興味を起こすには?」「学校で身につく『学力』はなにか?」「教師の個性」「探究活動を探究する」という4つのテーマに分かれて議論し、大判の紙(ポスター)にまとめた。イベント当日は来場者にポスターの内容を5分程度で解説し、質疑応答や意見交換をした。大野照文総博館長とともに学生を指導した、オフィスアシスタントの蒲生(がもう)諒太さんは「教職の授業で探究活動をするのは、全国的に見ても珍しい取り組み」と話す。

今月25日までの特別展では、発表に使用されたポスターを見ることができる。

■探究活動 小中高・特別支援学校の「総合的な学習の時間」で行われる、議論や実験、野外調査などを通じた課題解決型学習。次回改訂の学習指導要領への導入が検討されているアクティブラーニングの一種でもある。

関連記事