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ルネ耐震改修工事へ 利用者懇談会開かれる

2012.02.21

今年8月から来年3月(予定)まで、西部会館ルネが耐震改修工事を受ける。これに伴い、カフェテリアルネは一時閉店となり、ショップルネは臨時店舗に移転となる見込み。

改修工事中、ショップルネは2009年7月まで利用されていた西部構内のルネ南側別館に移転することを計画している。別館内には書籍・住まい・イベントコーナーなどを設ける。入りきらないPC等の受付に関しては同建物前にプレハブを建て対応する。

しかしそれでもスペースに限りがあり、現在のような品そろえは困難となる見通しである。これに対応するため、京大生協は京大生協オンラインショッピングの利用拡大案を提示。オンラインショッピングでは店舗販売と同様に組合員であれば10%割引が適用される他、店舗指定での受け取りや、学内書籍個配サービス(主に教職員向け)も提供している。また、授業期間初めの教科書販売は臨時で場所を設けることも検討するとのことである。

カフェテリアルネは一時閉店後、代替店舗の確保は費用・場所の問題上行わない。主に近隣生協食堂への誘導と臨時弁当販売によって昼食の供給を補うとしており、3月に工事終了予定の中央食堂と同様の方策となる。工事中、中央食堂の土曜日営業も検討しているが、日曜日の営業は現在の利用状況を鑑み行わない方針である。

今回の工事について、京大生協は2月15日に吉田食堂にて利用者懇談会を開催。30人ほどの参加者に中森一朗・専務理事が経緯を説明し、その後グループに分かれて工事に際する問題点などを議論した。議論した内容はグループごとにまとめて発表し、ルネ周辺で練習をしているサークルとの兼ね合いや、新店舗への要望、オンラインショッピングの周知など、議論は盛り上がった。中でもサークルとの関わりに対し、中森理事は「学生の立場でないと見えない問題が多く、近いうちに学務部にも学生への説明を働きかけたい」と会を締めくくった。