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特色入試 女性募集枠で29名が合格 倍率概ね2以上も欠員10名

2026.02.16

特色入試 女性募集枠で29名が合格 倍率概ね2以上も欠員10名

女性募集枠の選考結果

京大は、2026年度入学者の特色入試を実施し、2月10日に理・工学部「女性募集枠」で29名が合格したと発表した。定員39名に対して、96名が出願した。女性募集枠は「構成員の多様性の確保」を目指して、特に女性学生比率の低い2学部で今年から特色入試に設置された。7区分のうち6区分で倍率が2を超えたものの、理学部で1名、工学部で9名欠員が出た。京大は、女性募集枠の合格者が判別できないように配慮するという。

今年から、理学部は2つの入試方式で計15名、工学部は建築学科以外の5学科で計24名の女性募集枠を設置した。工学部の電気電子工学科以外の6区分では倍率が2以上で、理学部の宇宙・地球惑星科学入試では4・8倍だった。電気電子工学科では定員7名に5名が出願し、1名が合格した。情報学科では合格者がいなかった。欠員は、一般選抜の合格者数で調整する。

今回の入試の手応えや次年度の募集人数の変更について、京大は一般選抜の結果も踏まえて各学部で検討するとした。そのうえで、「引き続き、適正なジェンダー・バランスや多様性が確保できるよう努めていきたい」と述べた。

女性募集枠をめぐっては、出願に特定の性別を必要とすることを疑問視する声もある。合格者が入学後に批判を受ける恐れへの対策について、京大は女性募集枠の合格者だと判別できないように配慮すると回答した。

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