京大生協 一部食堂で緑茶提供終了 経費削減、水用コップも廃止へ
2025.04.01

給茶機に代わり設置されたウォーターサーバー(=カフェテリアルネ)
生協は本紙の取材に、コロナ禍を経て食堂全体の利用者は4~5割減少したと述べた。加えて、食材費・光熱費・物流費の高騰、最低賃金の上昇で経営が悪化し、24年度末で赤字金額の累積が2億4千万円程度になるという。
緑茶提供を終了する店舗では、将来的に紙・湯呑を含めた全てのコップの設置を取り止め、マイボトルでの利用に切り替える予定だという。生協は本紙に、経費削減が目的と明かしたうえで、「まずは、新入生のご利用が多いと思われる店舗から実施することで、低学年のうちにマイボトル運動を広げたい」と説明した。