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特色入試 563人が志願 京大 出願状況を公表

2019.12.01

京都大学は11月11日、2020年度特色入試の最終出願受付状況をWEBサイトに掲載した。法学部を除く学部・学科の志願者数や倍率が公表され、募集人員138人に対して、563人が志願した。各学部・学科の倍率は昨年とほぼ同程度となっている。

特色入試は、高校での学修の成果と、学部が定めたカリキュラムを習得するために必要な能力の2つの観点から、志願者を選抜する制度である。2016年度から実施され、今回で5年目を迎える。後期日程で行われる法学部以外の学部・学科では通常の入試に先立って行われ、学部・学科ごとに出願要件や提出書類、選抜方式が異なる。

学部・学科ごとの倍率は、理学部が16・2倍で最も高く、定員を割り込んだのは薬学部薬学科のみで0・3倍となった。特色入試の欠員分は一般入試の募集人員に加えられる。

選考は、一部の学部・学科を除き、第一次選考、第二次選考、最終選考の順で進められる。現在、志願者の選考が進められており、教育学部、理学部、医学部人間健康科学科は既に第二次選考まで終わっている。最終合格発表は、医学部医学科が1月20日、法学部が3月24日、その他の学部は2月12日を予定している。

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