源氏に伝わった宝刀 宝刀展Ⅳ 伝説の太刀「髭切」(2017.08.01)

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7月15日から、北野天満宮では「宝刀展Ⅵ 伝説の太刀『髭切』」が開催され、宝物殿が公開されている。

この展示の目玉は、重要文化財の太刀、髭切(別名 鬼切丸)だ。北野天満宮で最も古い刀で、平安時代後期に源満仲が作らせたとされる。この刀の面白い点は名前が時代によって変化したところだ。最初の名は髭切で、罪人を試し切りした際、髭まで切れたと伝わることが名の由来だ。次の鬼切丸という名は、源頼光の四天王の一人、渡辺綱が大江山の鬼である酒呑童子を切ったという伝説から付けられた。その後、獅子の子、友切と名を変えた。友切の名は、髭切を元に打った刀、「小烏」を髭切が切ったという逸話から付けられた。だが改名以降、源氏は相次いで敗戦し、それは友切の名の縁起が悪いことが原因だというお告げが八幡大菩薩からあったため、源義朝の時に名を髭切に戻したと伝えられる。この後は、源平合戦で源氏を勝利に導き、鎌倉幕府では宝刀として奉られた。

他にも京都の一条堀川で工房を構えた刀工、堀川国広の太刀などの重要文化財を含めた多数の刀が展示されている。それぞれの刀の特徴が異なるので、切っ先の形や刃の模様などを見比べてみると面白いかもしれない。

入館料は大人300円、中高生250円、子供150円。展示の時間は午前9時から午後4時までで、8月31日まで開催されている。(歩)

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