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昨年開催された第５８回１１月祭において、救急車の入構件数が１０件に及んだ。８件が過度の飲酒によるもので、そのうち２件は未成年者によるものだった。昨年度に比べ急増した明確な理由はまだ分かっていない。

厚生課課外活動掛によると、今年度の救急搬送は計１０件で、前夜祭で１件、本祭初日に４件、２日目に３件、３日目に１件、最終日に１件だった。８件が多量の飲酒によるもので、そのうち２件が未成年飲酒だという。主に飲食を提供する模擬店が集中する吉田南構内が多かった。なお、昨年度の救急搬送は２件で、これらも過度の飲酒によるものであった。

大学当局は、学生に、例年過度の飲酒に対し掲示による注意喚起を行っており、未成年者飲酒の指導は所属部局を通じて行っているという。今年度の救急搬送者の多さについて１１月祭事務局は、「昨年度と今年度について、条件や環境による違いもあるため、一概に比較することは出来ないが、今年度は１１月祭中の飲酒への対応に例年以上に力を入れ、より多くの救急が必要な泥酔者に対応できたのではないかと思う」と回答した。搬送件数が急増した具体的な理由については把握していないという。