〈総合博物館特別展〉 版元と築いた学びの軌跡(2014.08.01)

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「学ぶ楽しみを多くの人に―益軒と京書肆柳枝軒」展が京都大学総合博物館で開催されている。江戸時代初期から中期にかけて活躍した貝原益軒の没後300年を記念して、様々な人々との関わりをテーマに益軒の業績を再評価するもの。

特に益軒の著作の版元をほぼ独占し、益軒を支えた柳枝軒に焦点があてられている。柳枝軒は「益軒の方針である“平易な言葉で難しいことを伝える”ことに共鳴し、それを進めるのに重要な役割を果たした」と、特別展に中心となって携わった横山俊夫氏(京都大学名誉教授・現滋賀大学理事)は語る。また、益軒が著した「大和本草」や「養生訓」など、幅広い分野で残した著作も展示されている。

今回の展示では、どちらも初公開の、益軒自作で自身をかたどったと伝わる「寿像」や柳枝軒小川家の過去帳「年回早繰簿」が見どころとなっている。また、寛政の三奇人に数えられる蒲生君平が、柳枝軒に書き贈ったと伝わる「柳枝軒記」も、1897年の京都国立博物館開館記念展へ出展以来の展示で注目される。

特別展は8月24日まで。京大総合博物館の開館時間は9時30分から16時30分で、月曜日と火曜日は休館。開催を記念して、8月9日には京都大学附属図書館3Fライブラリーホールで講演会が開かれる。予約不要、参加費は無料。


講演会詳細
「益軒と柳枝軒――もう一つの書物文化の誕生――」(横田冬彦・京都大学文学研究科教授)
「この展覧会の見どころ」(横山俊夫・京都大学名誉教授、滋賀大学理事 特別ゲストに小川三郎氏(平成柳枝軒))
日時 8月9日(土)13時30分~15時
場所 京都大学附属図書館3Fライブラリーホール

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