意外と激しい?太陽の表面(2007.12.16)

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柴田一成・理学研究科教授(=附属天文台長)らは衛星「ひので」(Solor B)による観測で、太陽表面がジェット(細長い高速の流れ)や爆発など予想外に激しい現象で満ちていることを発見し、米国科学誌「サイエンス」で7日発表した。太陽において何がコロナを100万度にまで加熱させるのかは長らく謎とされてきたが、今回の成果で解明に一歩近づいたという。

「ひので」は、コロナ加熱・フレア発生の仕組みを解明するためにJAXA(宇宙航空研究開発機構、日本)が昨年9月に打ち上げた太陽観測衛星。柴田教授らの研究グループは今回、太陽表面の彩層(上空大気層)がジェットや爆発で満ちていることを発見。あわせて、このジェットが磁気リコネクション=磁力線の繋ぎ換え=によって発生していることも分かった。

ジェットの足元は開いた花のような形状をし、柴田教授らは「アネモネ型(イソギンチャク型)」と命名。この形状などから、ジェットが磁気リコネクションにより発生していることが判明した。

この一連の成果は磁気リコネクションが彩層で普遍的に発生していることを示すため、コロナ加熱システムの有力説「磁気リコネクション説」(パーカー博士、1988年)を裏付け、同システムの解明に一歩近づいたことになる。

《本紙に写真掲載》

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