企画

【連載第十六回】京大新聞の百年 大学当局・SNS・マスコミとの距離感意識

2024.10.16

相次ぐ学生の逮捕、3・11被災地での障がい者への人権侵害、普及しはじめたツイッターをめぐる現象への違和感、グーグル社員インタビュー、全面を使ってのアニメ評――2010年代前半の編集部は何に関心を持ち、どのように紙面をつくったのか。2025年4月の創刊100周年に向け、京大新聞の歴史を振り返る連載の第十六回は、「拾い読み」のコーナーで2010年〜13年の紙面内容を振り返る。(編集部)

拾い読み⑮ 当局批判からアニメ評まで(2010〜2013)


今回は10年1月から13年12月までの紙面から、一部要約しつつ記述を抜粋する。この3年間で号外1号を含む74号を発行した。研究関連やアニメ、講演会、スポーツなど幅広いジャンルを扱うほか、大学改革を皮肉る記事もある。


2010年


新聞社▼11月祭講演録:〈京大新聞協賛〉アフガン・イラクの真実/ジャーナリスト久保田氏 時事▼複眼時評(教員寄稿):1965年のパンデミック→今後、新型のウイルスの誕生も/多くの人を救うために、死ぬ理由もない人に死を命じられるかという問いへの回答を迫られるだろう/川島昭夫・人環教授▼市民講座「政権交代」:4教授が語る▼講演会録:エリート×起業家×ニート▼シンポ:ユダヤ人の起源▼テレビ評:クローズアップ現代『奨学金が返せない』→奨学金問題への導入としては最適だが、予算査定の時期の放送とは、増額を図る文科省の対世論工作の意向も働いたのかと穿ってしまう 教育研究▼仏文研、事業仕分けに要望書:「成果の再確認を」▼読み比べ・京都の大学:造芸大など5大学の関連書籍▼白眉プロジェクト採用者決定▼国立民族学博物館・広瀬氏インタビュー▼総博特別展:イザベラ・バードの旅→編集員の視点:疲労を厭わず軌跡を追った金坂教授のアクティブさ▼「チーム・ヤマナカ」加速:附置研究所へ昇格▼元文学部長寄稿:理系の畑を文系の鍬で耕す▼京大サロントーク:いかに効率よく探査機を送るか/赤ちゃんの心の発達とは▼花山天文台の観望会▼工・野田教授ら新半導体レーザー開発▼理・ローレンツ祭:宇宙物理など紹介▼文・アカハラ違法認定▼梅棹忠夫を偲ぶ:教員寄稿▼アイセムス北川拠点長ら、光による気体の捕捉に成功▼経済元院生がハラスメントで教授提訴▼大学入試と国語教育:早稲田・石原教授インタビュー▼一部で後期授業前倒し▼再生研の准教授パワハラ賠償判決▼追悼・森毅:緊急特集▼月曜講義:佐藤卓己氏→電子黒板の予算があるなら教員を増やすべき▼文・履修登録エラー続出:クラシス移行中のミス▼講演会:漢文学から見える王朝文学▼京大×北京大の交流 大学運営▼「5年条項」見直し発表:継続雇用に活路か▼京都学食探訪記:同志社など7大学▼京大病院爆発物さわぎ:約500名が避難も危険物なし▼総長ら学生と懇談会→総長が京大学生コンサル室に要望して実現▼相次ぐ閉鎖:ローソン採算厳しく→跡地に共北ショップ/京大会館、32年の歴史に幕▼時計台地下、タリーズコーヒーオープン/カンフォーラで世界一のシェフがパスタ実演▼授業料減免拡大へ:出願者の増大で▼文科省、法人化に意見募集▼法経本館、夜間施錠開始▼京大に労基署指導:従業員に健康被害か▼意見広告:「5年でくび」はおかしい!/京大時間雇用職員組合ユニオンエクスタシー▼生協、累積赤字2億円台へ減少▼国立大交付金、大幅削減か:国大協ら緊急声明→京大理事「授業料値上げの考えない」▼ニコニコ動画で講義:京大初の公式生放送▼総博横の通路、自転車の通行禁止に→押して歩けば可▼全学公認団体が確定:京大学生新聞会ら取り消し▼京大雑記(編集員コラム):学生は放学処分、では教員は?▼楽友会館営業開始:文書館の機能は移転へ▼京大を「評価」して思ったこと:元学位授与機構評価委員が語る▼熊野寮、耐震改修工事→副学長が寮に提案、自治会が受け入れ▼検証:法人化後の京都大学→非正規職員の不安定は変わらず/競争的資金の獲得を優先する風潮で構成員の意見軽視も▼総長ブログ開設:ツイッターと連動▼入学手続き郵送可に 学生▼最低点合格のススメ▼空手同好会全国3連覇▼吉田寮自力補修でライブ開催▼紅萠祭・大壮行会:体育会より紹介文▼1回生を放学処分:準強制わいせつで逮捕▼総長賞・体育会スポーツ表彰▼ギャング敗北:伝統の関学戦▼「西団連」発足、B連改組:音楽系新棟建設が焦点▼京大短歌インタビュー▼七大戦、優勝は阪大▼こくばん:リクルートスーツ売り場に「キュート&セクシー」の宣伝文句/面接では配偶者の事情ばかり尋ねてくる▼自主ゼミの現在▼文・学生を放学処分:強制わいせつで逮捕▼京大・同志社チーム、ビジネスコンテスト世界大会で決勝残る▼山岳部寄稿:四半世紀ぶりのヒマラヤ遠征、ニレカ登頂に成功▼農・強制わいせつ容疑で院生逮捕:学生の逮捕相次ぐ 文化▼未来フォーラム:21世紀の美術館▼新刊紹介:羽田圭介『ミート・ザ・ビート』▼熊野まつり▼生協ベストセラー:『京都カフェ散歩』▼ワールドカップ特別企画→編集部:ネタ的要素が含まれるがご容赦を/対戦国カメルーン料理店探訪ほか▼京都ナカニシヤ書店物語→学園紛争期には救護所が設けられたことも▼西部講堂でNHKラジオ公開収録▼フランス映画特集▼未来フォーラム:NHKアナ 広告▼進研ゼミ全面

▼晴耕雨眠(2010年1月16日号)※要約
情報量やサービスで劣るかもしれないが、京大新聞では他では発信できないような京大内の情報を提供し、企画も充実している/京大の自由な学風や京大が発する学術成果に対して、それらを手助けしたり、時には意見を言うのも京大新聞の役割です。

2011年


新聞社▼京大新聞ホームページ、ツイッター連動開始▼広告募集→ウェブ広告千円〜/1日に約200回(過去最高15580回)閲覧▼晴耕雨眠:このコーナーも編集員のツイッター率上昇で危機/京大新聞だからこそ書けることを探そうと思う 時事▼入試問題をネット投稿:予備校生逮捕→当編集部は広報課から入試問題を受領し、出典を検索したところ、試験時間中の問題投稿を発見、ツイッターで指摘▼東北太平洋沖地震、京大にも影響:卒業式で黙祷、数名を除き仮装は見られず▼晴耕雨眠:カンニング事件では加害少年の出身校に突撃取材した報道機関が多かったが、原発事故で東電らの関係者を突撃取材しないのか▼同志社・浅野教授インタビュー:カンニングで警察垂れ込みの愚挙、「京大当局は被害届を取り下げよ」▼被災地での障害を持つ人の現状:避難所に入れない/崩れかけのトイレに案内された→インタビュー後記:人権無視に愕然▼寄稿:元編集員がいく被災地探訪→この文章は読む必要はない、「まず見よ」と認識を▼グーグル社員インタビュー→業務の20%は自由な立案に当てることになっている▼入試問題投稿の予備校生、不処分に→京大、入試監督体制の見直し発表▼地球環境フォーラム:大震災の復興を考える 教育研究▼アイセムスカフェ:薬について考える▼京大文書館、俳句展▼イグノーベル賞受賞者インタビュー:オタクと言われようがこだわることが重要▼経済アカハラ訴訟:京大当局、被告教員の主張を援用▼講演会録:チェルノブイリ25年の集い▼関西13大学から建築展▼リレー式講演会「京大スピリッツ」始動:第1回は松本総長/第5回:3千年前に唐揚げは存在したか▼複眼時評:菌目線のススメ/プルースト全訳▼新刊書評:『原発のウソ』▼京大、欧州でiPS特許取得▼講演会:受賞者が語るノーベル賞▼英語「聞き取りテスト」全面廃止へ▼リーディング大学院、京大から2拠点採択:5年一貫制の新大学院設置へ▼文、工、農で修士論文に代わる評価制度導入へ▼京大サロントーク:言語政策移植の様相 大学運営▼冬季休業を短縮へ▼北部食堂主催の餅つき▼医学部学生会館、竣工▼大学院改革、3研究科長アンケート→自学自習に合わない答申(理)/研究者と一般社会のギャップを埋めよ(文)▼特集:各国授業料比べ▼地裁、再雇用の訴え棄却:元時間雇用職員の業務は「補助的」▼時計台周辺はかく変わりき▼京大独自に節電開始→京大雑記「経済界の顔色をうかがう京大にとっては最高のエエ格好」▼国際人材育成拠点建設へ:テニスコート3面消失▼講演会:元原子炉実験所講師→無策を晒した日本▼本部構内の交通規制案浮上:駐輪許可制導入へ→厳しい声相次ぐ説明会→批判集中で振り出しへ▼iPS細胞から精子作成:斎藤教授ら世界初▼専門業務の職員独自採用枠創設▼附属図書館、開館時間延長→総長裁量経費で▼被災者の入学検定料を免除▼京大が講義を無料配信:iTUNES–Uで86コマ 学生▼吉田寮、被災学生の入寮を新規受付▼吉田寮祭、地獄の金沢脱出劇:ヒッチレース体験記▼吉田寮自治会、食堂補修を主張▼体育会、農学部グラウンド使用制限を撤回:非公認団体と話し合い▼工・学生、置き引きで逮捕▼原理研、NF期間中に講演会:抗議の学生らと衝突▼学生管理空間④:A号館→現在の共北館の場所にあった/大学紛争期の「占拠」がいつの間にか習慣化→建替えめぐり交渉、課外活動は4号館へ 文化▼新刊書評:『恋する原発』▼劇団「笑の内閣」主宰寄稿▼書評:『阪急電車』/『日本辺境論』/『京都ぼちぼち墓めぐり』▼ドライブでゆく八十八か所霊場巡礼▼アニメ評:『魔法少女まどか☆マギカ』▼パウル・クレー展:京都国立近代美術館▼今月の一冊:『映画の構造分析』/『武器としての決断思考』▼京大卒作家・小松左京氏死去▼複眼時評:文・森教授→がんばろう三唱は恥ずかしい▼読み直す世界の「名著」:『ハムレット』/『想像の共同体』▼連載:編集員海外渡航記/タンザニア、東地中海▼秋の叡電観光▼中国杭州市探訪▼こくばん:流行りのツイッター「炎上」に無責任さ垣間見える→意見示さずリツイート、高みの見物に違和感▼クィア映画祭:多様な性のあり方▼秘境「権現の滝」に迫る▼北白川バッティングセンター閉店▼NF法学部企画:男子のための愛の教室/思春期保健相談士の講演▼すばる文学賞受賞インタビュー:院生・澤西さん広告▼センターリサーチ:駿台42万4千人、代々木41万人▼駿台全面▼アップル全面

2012年


新聞社▼京大新聞・新歓企画:上杉隆氏講演会「炎上しない大学生活」/参加費500円・1回生以下無料▼晴耕雨眠:新聞社内で「ももクロ」が流行りつつある/今日も一人、作業そっちのけでライブに▼東アジアの学生新聞事情:ソウル大学『大學新聞』、台湾大学『台大学生報』寄稿 時事▼元毎日新聞記者講演:戦後日本の沖縄▼ベーシック・インカムの展望:同志社・山森教授インタビュー 教育研究▼原子炉・小出助教インタビュー▼複眼時評:「御用学者」考→被害者側に立つ教員は大学から疎まれる/責任を取らず逃げ切りたい勢力が存在する限り御用学者の出番はある▼複数群科目廃止:科目選択の自由度減少へ▼法経本館の終日利用に制限:J自、要望書提出▼高校生に薦める一冊:教員書籍紹介▼〈特集〉思修館:グローバルリーダーへの道▼緊急特集:教養共通教育再編を考える→新連載:教養教育・私の視点:阪上教授「講義の内容が進路に役立たなくても、自然観を変えることがあれば幸せ」/菅原教授「真の教養とは批判の力だ」▼理・共通教育説明会を開催▼山中教授ノーベル賞:iPS細胞作製からわずか6年→受賞時の報道舞台裏:取らぬ狸の皮算用なんて言ってられない 大学運営▼「出世払い奨学金」創設▼車両の本部入構規制めぐり担当部署が学生らにアンケート、6千人が回答→京大雑記:北部では課金していることを前置きして現状維持か課金すべきか問うのは誘導と見られても仕方ない▼ルネ耐震改修工事へ:利用者懇談会→第2回懇談では新店舗図面提示▼秋入学・四大論点:東大追従でいいのか▼中央食堂リニューアルオープン▼総長カレー商品化へ▼京大非常勤職員の実態調査:労使の認識ギャップが浮き彫りに▼農・講師を不適切言動で停職処分▼本部構内夜間閉門へ▼裏・七大戦:偏差値、野球、教授の年収、寮費、論文引用数、蔵書数▼同志社大、全国初・大学敷地内に交番:「地域貢献の一環として」→晴耕雨眠:権威が提供してくれる「安全・安心」はときに自由の代償/京大雑記:取材申し込んでも「一切答えられない」/建前でごまかす警察はもはや信頼できない▼駐輪・駐車場整備の入札開始▼本部構内、防犯対策強化へ:警備員の増員を検討▼運営費交付金、半分以下に:京大「教育研究に支障出さない」▼薬・元教授、収賄疑惑▼TOPIC:祇園「う月」で総長カレーがメニュー化▼農学部グラウンドが人工芝に▼図書館機構クライン、バージョンアップ:担当した富士通に480万円×60か月払う▼コンプラ対策室設置される▼国際高等教育院、人環教員が監査請求:「手続きに問題あり」→教員有志の声明全文掲載 学生▼今年の折田先生像:地デジカ▼複眼時評:格闘技サークル興亡史/人環・水野教授▼〈号外〉吉田寮食堂解体決定撤回→説明会で批判殺到、午前3時半に撤回を確約/今日付け京都新聞は途中の情報で不完全▼5年半ぶり差別落書発見▼農業系サークル特集▼原理研、追放決議承認される▼医・4回生に停学処分:わいせつ行為▼留学生が相撲を体験▼哲学研究会ボックス襲撃される▼検証:京大硬式野球部はなぜ60連敗したのか▼吉田寮食堂西に増棟へ▼吉田寮食堂が文部省設計の現存最古である実証:建築研究所・山根氏寄稿▼11月祭「KGC」中止:「京大一のオシャレ女子を決める」に「性差別的」と批判 文化▼天皇事件60周年を語るつどい▼壱麺入魂:受験生向け創作ラーメン▼アニメ評:輪るピングドラム▼京都マラソン、山中教授完走▼映画評:『マーガレットサッチャー』▼古書店特集:萩書房、ガケ書房、善行堂、紫陽書院、井上書店、吉岡書店、富山房書店/レブン書房閉店▼TOPIC:ぎをんまつり▼こくばん:古本屋の店主が「学生街が衰退」と嘆く/「充実した」ルネが周辺の店舗の頭を悩ませる▼映画評:おおかみこどもの雨と雪▼新刊書評:『独立国家のつくりかた』▼こくばん:言語化に伴う終わりなき試練▼京都新聞講演:学生に紙面を開放するコーナー▼平野啓一郎氏インタビュー▼11月祭講演会録:池田浩士・青空講演会「ニッポン・ハシシタ・シシュウカン」▼連載・台湾逗留記 広告▼センターリサーチ:代々木40万5千人▼アイスブレーカーズ▼バークレイズ・インターン募集

▼京大新聞2500号によせて(12年11月16日号) ※要約
赤松明彦 副学長 学生時代、初めて読んだ京大新聞に載っていた書評を見てベンヤミンの本を買った/「紙面に広がった言説世界がその後のぼくの読書遍歴を形づくるための配置図となり、いまも何かことあるたびにその世界に回帰することになるという点で、とても大切なものとなった」

池田浩士 名誉教授 「大学新聞という古くさいメディアになお存在価値があるとすれば、グローバル現象と先端的成果に湧くキャンパスで、真に覚めた非効率性と時代錯誤に、人間ではなく他の生物と自然との声に、そして人間でありながら人間性を踏みにじられ使い捨てられていく「身分軽き人」や「下人」や「貧人」の悲しみと怒りに、しっかりと耳を傾け眼を向けて、警世の声を発する、という仕事によってではあるまいか」

山極壽一 理学研究科教授 「自由な発想ができる論客が何人も集まって切磋琢磨するからこそ、その発想が常識を塗り替えていく力を持つことができるのである。しかし、ここ何年も京大新聞にはそういった論議が載った記憶がない」/ジャーナリストや作家などを取り上げ、その発言を記事にしている/「だが私は学生の声が聞きたい。タテカンによる主張が消えて久しい昨今、京大の学生たちが世界をどう見ているのか、その片鱗を新聞によって知りたいと思う」「新聞は読者がじっくり世界と対面できる場所として重要である」「自由な学風の象徴として、確かな思考の窓として、大いに力を発揮してもらいたいと思う」

2013年


新聞社▼京大新聞社主催11月祭講演会:円城塔氏・アンドロイドは二つの文化の夢を見るか/参加費無料▼推薦の言葉/山極教授「つきまとってきた常識を疑い、確かな知識の上に新たな宇宙を構想する楽しさを、京大新聞はきっと教えてくれるはずだ」▼社告:北部食堂前の販売ボックスを移動 時事▼現代日本の「右傾化」:韓国聖公大・権教授インタビュー 教育研究▼未来フォーラム:上野千鶴子氏▼MOOCs体験記:英語で授業を受けてみる→ハーバード大学などで注目集めるオンライン授業配信▼アイヌ遺骨返還を求め抗議:京大、本部棟を封鎖し拒否/京大で94体人骨保管、WG調査報告▼グローバル時代の英語を考える:「外国人教員」「英語で授業」は何をもたらすか→編集部:ほとんど議論されていないのではないか/研究・経済・貧困・国際性など様々な側面から論じる元岐阜大教授・寺島氏に話を聞いた▼プラナリア再生の謎を解明:理・阿形教授グループ▼ミャンマーの大学教員育成を支援:土木工学分野で▼院生投稿:民俗学の授業でのセクハラ問題▼旧左京区役所解体入札はじまる:総合研究棟を建設へ▼京大edX、来春から講義開始:オンライン講義機関に加盟▼京大雑記:入試改革は失敗する→目的に対する手段が妥当ではない▼京大特色入試実施:16年度入試から▼教養科目、半数を英語で実施か:外国人を雇用も▼国際シンポ:「人種」の概念を問い直す▼国際高等教育院の設置が決定:本格始動は再来年▼春秋講義:インドの成長/再生可能エネルギーの利用へ/中国経済の未来▼全学共通科目にキャップ制:工除く9学部で▼法、理1回生にTOEFL–ITP▼未来フォーラム:声の楽器化としてのボーカロイド 大学運営▼〈緊急特集〉建て替え計画進む新学生集会所▼〈特集〉「学域・学系」構想の現在:改革めぐる本部と部局の動向▼TOPIC:学部入学式/総長、今年も非常勤職員を数に含めず▼ダイキン工業と連携協定▼吉田国際交流会館が開館▼吉田寮100周年迎える▼京大職組、大学当局を提訴へ:臨時給与削減で→第1回弁論、京大「黙示の同意あった」▼京大生協食堂特集▼11月祭前夜祭で例年実施の教員酒場、酒類提供せず:飲酒事故防止へ▼教員組織の分離案が判明:部局側からは異論▼教員定員、8年間で1割強減少▼国際化へ新構想を発表:京大グローバルアカデミー▼事務職に新職種を創設:効率化と人件費削減へ▼時計台前クスノキ移植へ:編集部注「フィクションです。4月1日」▼人環教員有志、総長辞任要求で署名▼正門横にカーゲート設置▼退職金、段階的に引き下げ▼男女共同参画担当の副学長設置 学生▼アイセック、公認取り消し:所属学生から抗議の声▼モラトリアムのすすめ▼学部自治会特集:文、法、理、農▼熊野寮に家宅捜索▼大学ミスコンどう思う?:クィア映画祭がイベント「ミスコン批判する私たちも「男女」から無縁ではない」▼連敗止めた田中英祐投手インタビュー 文化▼〈特集〉高畑勲とその時代▼『フランス革命の省察』を読む▼京大教職員向け朱い実保育園バザー▼こくばん:カルト団体から声をかけられた/テレビ放送開始60年、数あるメディアの一つに降格し、質の低下を嘆く声も→毒にも薬にもならない番組に安心感覚える/化粧は楽しい時間ではないが、「何もしないより多少良い」という期待感・安堵感で中毒状態▼京の庭、行こう▼特集・京都の図書館▼映画評:『標的の村』→見えなかった沖縄の裏側▼関西レインボーパレード▼京都湯屋探訪録▼講演会連動書評:円城塔を読む▼講演録:桐島、就活やめるってよ▼書評:『世界が認めたニッポンの居眠り』▼乗合バス紀行▼日本社会と男の絆:灘高校教諭インタビュー▼複眼時評:コーヒー飲んで森林を守る/未来の映画のために→映画画像の美しさが失われ続ける▼兵庫県立美術館、19世紀印象派の傑作が日本初上陸:クラークコレクション展 広告▼みずほ銀行全面▼ドイツサイエンスデー

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