文化

〈告知〉 紅萠祭・大壮行会 開催

2010.03.12

今まさに大学生活が始まろうとするワクワク・ドッキドキの新入生。

どの部・サークルに入るか(または、入らないか)という選択は、その後の人生までを決定しまう重要なものだ。でも自分が「別の自分」になってしまうことを恐れてはいけない。そして自らが主体的に部サークルを選択しに行くことが求められている。

4月に行われる紅萠祭や大壮行会は、そんな新入生諸君の手助けにきっとなるだろう。

今回、その運営主体となる京都大学体育会と京都大学応援団からその紹介文をいただいた。

紅萠祭

◆ 体育会より ◆

大学でのクラブ活動はどのようなものなのか。興味はあるけどどこに行けば良いのか分からない。興味はあるけど何をするかまだ決めていない。そんな新入生に大学でのクラブ活動のきっかけを作ってもらおうと企画されているのが紅萠祭だ。毎年4月の初め、新入生の健康診断日に合わせて京都大学応援団と京都大学体育会が合同で開催している。時計台前の広場で各団体のテントやステージを設け団体の紹介を中心に毎年趣向を凝らした演出で新入生を出迎える。例えばステージでの応援団の演舞演奏は毎年新入生の視線を釘付けにする。他にも、この紅萠祭では上回生が花道を作り新入生にビラを手渡していく。この通称ビラロードはその規模や盛り上がりから、この紅萠祭の名物といっても過言ではない。ここでの出会いをきっかけにクラブ活動に加入する学生も多い。大学には独特のクラブ活動が多数存在している。高校まででは出会えなかった活動も多いはずだ。このような様々なクラブ活動に一度に触れる機会も他にない。新入生にとって非常に有意義な催しとなるはずだ。

またこの期間に紅萠祭にて体育会の入会手続きも時計台前で行っている。今年も4月の2日・5日・6日の3日間、時計台前で開催される。新入生の皆さんにはぜひとも足を運んでいただきたい。



◆ 応援団より ◆

意義 紅萠祭(こうほうさい)は京都大学応援団と京都大学体育会が開催する新入生歓迎のためのイベントです。今年は4月2日、5日、6日の3日間の午前中に時計台前で開催します。新入生の健康診断の日の午前中に開催されており、多くの体育会クラブやサークルが新歓活動を行う予定です。新入生の方には、多くの団体に触れていただくことで、自分に合ったクラブやサークルを見つけて、より充実した大学生活の第一歩を踏み出してほしいと思っています。新入生にも、在校生にも、紅萠祭があって良かったと思っていただけるような3日間にしますので、京大生には、ぜひ積極的に参加していただきたいと思います。

意気込み 大学に入学するとその規模の大きさからか、新しいことの目白押しで驚くことも多いでしょう。色々なサークルからの勧誘もその一つで、中でもビラ配りの行列「ビラロード」は名物化していると言えます。健康診断の最後、X線車での診察が終わってから正門に向かうとそこにはテントが連なり、くすのき前にステージがあります。昨年は64もの団体が時計台前に集まりました。これだけ多くのところを一度に見られる機会もそうないでしょう。目当てのサークルがある人は勿論、取りあえずどんなところがあるか見てみたいという新入生にも必見です。

新歓活動はサークルが各々に作成したビラを配るのが主ですが、紅萠祭では入口からずっとビラ配りが続く「ビラロード」なるものが出来ます。紅萠祭以前に経験してしまう人もいるかもしれません。そしてもう二度と通るものかと固く誓う人が多いと思います。実は私もそうでした。しかし今では後悔しています。せっかく色々な団体が一所に集まってその活動を見られる機会を逃してしまいました。授業が始まってから興味のあるところに片っ端から出向くのは、なかなか疲れます。効率よく多くの新歓に触れるためにも、紅萠祭を活用してほしいと思います。

また、紅萠祭は応援団が主催しているだけあり、新入生の気持ちを最優先にしています。入口は込み合い、見通しが悪いですが、目当てのところに行けるように徹底しています。ビラロードの幅も大幅に取り、新入生の自由が利くように工夫しているので、健康診断が終わり次第、ぜひ参加してもらいたいと思います。そして紅萠祭が、これからの新たな大学生活の軸ともなるサークル選びの一助となれるならば本望です。




紅萠祭の参加予定団体(現在、確認できるところ)
〈部〉 アーチェリー 合気道 居合道 剣道 サイクリング 山岳 自転車競技 柔道 スピードスケート ソフトテニス ソフトボール 卓球 馬術 バドミントン バレー ハンドボール ボート ヨット 女子ラクロス 陸上競技 など多数 
〈サークル〉 グリークラブ 野生生物研究会 叡風会 など多数

大壮行会

◆ 体育会より ◆

昨年より、従来七大戦参加部活のみで行っていた壮行会を体育会の全部活を対象に行うようにし、大壮行会としている。大壮行会に変更した目的は、その年全体における全部活の活躍を期して、京都大学体育会全体の士気を高めることや、大規模に行うことにより新入生や学校側に対して体育会の組織力や活動内容をアピールすることである。総勢150人以上の参加者が一堂に会する様子は京都大学体育会という組織の大きさを感じさせる。

昨年は吉田グラウンドでの実施だったが、今年はより多くの人々に気軽に見てもらえるよう時計台前で行う。開催は4月20日(火)の昼休みで、雨天時は法経館第4教室で行う予定である。式典には京都大学総長、副学長、体育会会長も御主席いただき、体育会クラブ員に向けた激励の言葉をいただく予定である。また、クラブ員代表による選手宣誓や応援団の演舞なども行われる。一般学生が応援団の演舞を見る機会は少ないので、迫力ある演舞に触れる良い機会にもなるだろう。体育会全部活が一堂に会するこの大壮行会をぜひ見に来てほしい。




他にも、体育会関連の行事として
 4月 合同体験会・合同体験ツアー
 6月 総合東大対校戦開会式
 7月 第49回七大戦開会式
などがある。

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