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体育会と応援団は3月9日、新入生勧誘のビラを配布する「ビラ紅萠祭」を開催するとツイッター上で発表した。今年は公認団体に加え、非公認団体も参加が可能だという。18日には京大が通知を出し、開催を認める旨を表明したほか、その他の対面新歓を許可する条件を改めて示した。

ビラ紅萠祭は4月4日から6日にかけて、10時から14時の間、吉田南グラウンドで実施される予定だ。参加団体の数が上限に達した場合は公認団体を優先するという。例年は勧誘活動の場として、各団体がステージ発表などを行う紅萠祭が開催されていた。昨年は新型コロナの感染拡大を防止するため、勧誘ビラの配布のみを実施し、参加できるのは公認団体に限定されていた。今回、非公認団体の参加を許可した経緯について、大学は「非公認団体から要望が寄せられた」とし、「体育会・応援団と協議して決定した」と答えた。

対面新歓について京大は、2020年4月から一貫して自粛を求めていた。昨年4月に条件付きで解禁し、今回の通知で改めて方針を示した形となる。その通知の中で、ビラ紅萠祭以外の対面新歓を行う条件として、見学に参加する新入生が京大生であること、全学公認団体であること、参加者の体温や体調について確認することなどを挙げた。また、ビラ紅萠祭以外でのビラの配布や、飲食を伴う勧誘活動は避けるよう求めた。