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飲食・他大生の参加が可能に 課外活動制限 条件付き緩和

2023.02.16

2月6日、京大は「課外活動等の実施における感染拡大予防マニュアル」を約7ヶ月半ぶりに更新し、課外活動における制限を緩和した。「少人数かつ短時間」の飲食を伴う懇親会の実施や、他大生の活動への参加が認められた。これらが明文化され認められるのは、課外活動の自粛が初めて求められた2020年3月以来初めて。

前版からの主な変更点には、飲食や他大生の参加の許可のほか、平日の学内の活動場所について利用時間の制限を20時半から21時まで延長したこと、活動日2週間以内について、家族を除く複数人でのアルコールを伴う飲食を認めない記載を削除したこと、「一時的なものおよび課外活動掛が認めた場合」のみとしていた部室の利用について、「密にならない人数」で「十分な換気」を求め、事実上に緩和したこと、「体調経過観察表」の提出を求めないことなどが挙げられる。一方、「活動計画書」の提出は継続して求める。

制限緩和について大学は本紙の取材に、感染状況や他大学の状況を踏まえたものであり、「感染者数が減少しているタイミング」でのものだと述べた。また、これまでに感染拡大予防マニュアルに違反し、活動停止を命じられた団体はないことも明らかにした。なお、新入生勧誘活動については3月に再通知するとしている。

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