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22日以降 対面授業実施 後期終了まで継続予定

2021.10.16

京大は10月12日、1日からオンラインで始まった後期授業について、22日以降は原則対面で実施すると発表した。新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にあることを受けての決定だ。現時点で、後期授業は最後まで対面で行う方針だという。

9月17日に京大は、学期初めの混雑を抑えることを目的に、10月21日までの後期授業を原則オンラインで実施すると発表していた。この発表について、京大は本紙の取材に「9月17日時点では、コロナ感染者が増えて医療がひっ迫し、自宅療養者も増加している状況だった」とし、学生が安心して学修できる環境を築くことを優先したと答えた。対面実施の決定に至った理由については、感染者数の減少を受け、今年度の授業方針に従い、「必要な学修機会を確保し、学生相互や教員との交流機会の回復を図る」ためだとした。後期いっぱいの方針について尋ねたところ、11日時点では原則対面で行う方針をとると回答した。感染状況や国及び京都府の対策、要請に応じて柔軟に対応するという。

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