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ワクチン接種 市民にも 京大 9千回分受け付け

2021.09.16

京大と京都産業大の大学拠点接種で、約1万2千人の京都市民を受け入れることがわかった。8月27日に京都市が発表した。このうち京大は9月18日から3日間、約9千人分の市民の接種を受け付けるという。8月31日に始まった接種の予約は、定員に達したためすでに終了している。

対象となるのは、京都市が発行した接種券を持つ18歳以上の未接種者だ。日程は9月18、19、26日で、1回目の接種日に応じて2回目の接種日程も確定する。京大によれば、使用するのは大学拠点接種に供給された分のモデルナ社製ワクチンであり、供給状況については「接種日毎に必要な数を国に申請し、必要数が供給されている」という。市民の受け入れを決めた経緯については、「当初から文部科学省が定める大学拠点接種の趣旨に基づいて実施する」と回答した。文科省は各大学への通知で、自大学の教職員・学生に加え、近隣の教育関係者等に対しても幅広く接種を行うよう求めている。

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