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新年度 昼休み15分延長 食堂の混雑緩和のため

2021.04.01


京大は3月10日に2021年度の授業時間割を発表した。従来の時間割を変更し、昼休みを15分延長する。京大は4月以降の授業を原則対面で実施する方針を示しており、感染症対策として収容人数制限の続く食堂の混雑が見込まれる。今回の変更は、これを緩和するためだという。今回の変更によって、3時限目以降の授業時間がそれぞれ15分ずつ繰り下げられる。変更以前の時間割は、1993年度の全学共通科目発足時に設定されたもの。大阪大学では、昨年6月以降、同様の目的で昼休みを30分延長する措置を取っている。

教員推薦制度始まる

京大は、3月12日に、2021年度前期に開講される履修(人数)制限科目に関して、「教員推薦」制度の導入を発表した。予備登録の抽選時に担当教員が学生に事前課題を課し、その結果によって教員が優先的に当選すべきと判断した学生を推薦する。教室内の座席間隔を確保するため、多数の科目で履修人数の制限が見込まれる。新制度は、そうしたなかで、学習意欲の高い学生を優先的に履修させるため導入される。教員推薦は履修制限科目の一部で実施され、科目の志望動機などを回答する。

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