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京大個別試験 追試験を実施 募集要項を発表

2021.01.16

京大は昨年12月16日、一般選抜の学生募集要項をホームページで公表した。その中で、新型コロナウイルス感染症への対応として、個別試験の追試験の詳細を通知した。感染症の流行により、一定数の追試験対象者が生じることが予想される。

要項の中で京大は、前期日程と後期日程(法学部のみ)の追試験について、対応の詳細を示した。追試験の対象となるのは、▼新型コロナウイルス感染症に罹患し、試験日に入院中・療養中の者、▼試験当日の朝に発熱がある者、▼保健所から濃厚接触者として健康観察や外出自粛を要請されている者等である。追試験対象者は原則的に本試験を受験することができないが、一定の条件を満たせば例外的に別室での本試験受験が認められる場合がある。追試験は3月22、23日に実施する。実施科目はそれぞれの本試験と同様であり、合格発表は3月27日に行う。追試験における合否判定について、京大は本紙の取材に対し、「共通テスト、個別試験の成績および調査書を資料とし、各学部の判断基準により総合して判断する。本試験でも追試験でも、この判定方法は変わらない」とした。

コロナ対応として、京大は受験者に対し、試験日の7日前からの自主検温や当日のマスク着用を求める。また、当日に激しい咳の症状等が見られる受験生に対しては、医師が症状を確認後、別室受験や追試験の受験申請を求める場合があるとしている。

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