企画

〈寄稿〉第67回11月祭企画特集

2025.11.16

各団体の企画内容とともに、今年度の11月祭を見ていこう。(順不同。紹介文および写真はすべて各出展者提供)(編集部)

目次

京大機械研究会
11月祭事務局
京大マイコンクラブ
考古学研究会
京大植物研究会
劇団愉快犯

京大機械研究会


京大機械研究会です。ロボットを製作してロボットコンテスト(ロボコン)に参加したり、電子工作や機械工作に取り組んだりして、ものづくりに励んでいるサークルです。ルネやBOX棟をお使いの方は、毎年秋から冬にかけてBOX棟のC棟とD棟の間で何やら実験をしている集団を見かけたことがおありかもしれませんが、それが機械研です。さて、今回のNFでは隣同士の会場で2つの企画を出展します。

1つ目は「ロボット展示」です。共北28で、今年の9月に行われた「キャチロボバトルコンテスト」というお菓子を箱に入れるロボコンに出場したロボットや、個人製作を展示します。キャチロボバトルコンテストは毎年扱うお菓子が異なるのですが、今年は明治の「プチアソート」という、明治が出している5種のお菓子が、それぞれ小さな紙箱に入ったものでした。新入生ながらベスト16に進出したチームのロボットや人間の手の動きに応じて動くロボットなど、個性豊かなロボットたちがございます。小さな紙箱に入ったお菓子を扱うために各チームが試行錯誤した結晶をぜひご覧ください!また、一部のロボットは操縦体験も予定しております。お楽しみに!

2つ目は「巨大UFOキャッチャー」です。共北28の隣にある吹き抜けを利用して、自作した巨大なUFOキャッチャーを設置します。この企画は2010年代に毎年行われていたもので、かの森見登美彦氏の作品『夜は短し歩けよ乙女』で描かれたこともあり、もしかしたらご存知の方もいらっしゃるかもしれません。諸事情で2018年を最後に行われていなかった企画が、昨年有志の手によって復活しました。来場された方には、そのUFOキャッチャーを操作して景品を手に入れていただきます。ゲームセンターにあるものよりはるかに大きなUFOキャッチャーをぜひ楽しんでください!

これら2つの企画を通して、ものづくりや機械というものをもっと身近に感じていただければ嬉しいです。両企画とも4日間フル稼働しますので、皆さんご都合の良い日程にぜひお越しください!

昨年度のUFOキャッチャー


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11月祭事務局


本部講演とは、各界の第一線でご活躍なさっている、学外講師と学内講師をそれぞれ1名ずつお呼びして講演を行っていただく企画です。

今年の本部講演では、脚本家として活躍されている野木亜紀子先生、京都大学人間・環境学研究科の柴田悠先生に講演を行っていただきます。

野木先生による「フィクションの現在地」は11月22日14時~16時に、法経済学部本館法経第四教室にて行われます。脚本とは何か、映画やドラマにおける脚本の重要性とはどういったものなのか。現在のドラマ界における原作ものとオリジナルの分布、テレビと配信との関係といった基本的なところから、フィクションについて一緒に考える講演となっています。

柴田先生による「今後の時代で幸せに生きていくには?幸せな社会をつくるには?」は11月24日14時~16時に、法経済学部本館法経第4教室にて行われます。生産年齢人口率の減る「人口オーナス期」を先進的に経験していく今後の日本において、人々の幸せの基準が激変する中で、幸せに生きていく、幸せな社会を作るということを考える講演となっています。

なお、入場には整理券が必要です。どちらも講演日の13時から法経済学部本館法経第五教室前にて配布を開始いたします。入場は無料ですので、ぜひお越しください。

Finaleとは、11月祭のラストを人気団体のパフォーマンスとNF de BINGO、FIREなどで締めくくる一大イベントです。最高の盛り上がりをぜひご覧ください。

Finaleの中では、NF de BINGOというビンゴ企画も開催します。ビンゴした方には豪華景品が贈られますので、ぜひお越しください。

また、4日間続いた11月祭のラストを飾るのはFIRE企画です。おまつり広場に上がる大きな炎は見る人全てを魅了します。

Finaleの開催日時は11月24日17時30分からで、おまつり広場にて行います。入場は無料ですので、ぜひお越しください。(雨天の場合は中止となる可能性があります。)

昨年度のFIREの様子


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京大マイコンクラブ


今年も京大マイコンクラブ(KMC)は、11月祭にて展示ブースを出展いたします。部員が制作したゲームやイラスト、音楽作品を通じて、日頃の活動の成果をご覧いただけます。この度は京都大学新聞様のご厚意で、この場を借りて各展示について紹介させていただきます。

【ゲーム】11月祭では、部員が制作したゲームを無料で自由に試遊していただくことができます。「みんなでゲームを作る」というプロジェクトで新入生がチームを組んで開発してきたゲームです。企画からプログラムの実装、使用するイラストや音楽の作成まですべて自分たちで進めてまいりました。リズムゲームからシューティングゲーム、タイピングゲームまでジャンルもテーマも様々なゲームをご用意しております。加えて、機械学習勉強会というプロジェクトからも、部員が制作したゲームAIの展示も行っています。

【イラスト】KMCでは週に1度、部室に集まり「お絵描きプロジェクト」を行っています。基本的に各自が好きなテーマで絵を描き、ときどきクロッキーをしたり、技法の講座をしたりといった活動です。今回は、プロジェクトで部員が作成したイラストの一部を会場にて展示します。

【音楽】KMCで行われている「DTM練習会」では、Desktop Musicというパソコンを使った曲作りを学んでいます。週2回の練習会では、コード進行などの座学を踏まえ実際に曲を作ったり、制作した曲をみんなで聞き合ったりしています。大学から作曲を始めた人もたくさん参加しており、展示では、部員が制作した音楽を聞くことができます。

このように、京大マイコンクラブではゲーム、音楽、イラスト、Web、AIなど幅広い分野での創作や開発を行っています。また、競技プログラミングやサーバいじりなど、創作に縛られない技術的な活動や、単に部室に集まってゲームをするなど部員同士の交流も活発に行われています。それぞれの分野に大学に入ってから触れる人も多く、色々なことに飛び込んで自分の世界を広げられるのも魅力の一つです。

老若男女問わず、誰でも楽しめる展示となっておりますので気軽にお立ち寄りください。ブースではKMCがどんなサークルなのか、普段の活動の様子はどんな感じなのかといった話題を部員と話すこともできますので、KMCに興味がある方もお待ちしております!

昨年度の展示の様子


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考古学研究会


京都大学考古学研究会は今年のNFにて『洛北の考古学』と称して近年の当研究会の調査・研究成果を展示します。具体的な内容としては岩倉地域の古代鉄生産に関わる遺跡の調査結果、比叡山延暦寺境内の古代・中世遺跡の調査結果などです。是非ご来場ください!!!

*京都大学考古学研究会とは……⁇

1960年に発足した考古学・歴史学研究をするサークルです。当初は京大の考古学研究室や京都府の発掘調査に協力する形で活動をしていましたが、後に独自のフィールドを持つようになり現在に至るまで調査研究活動をしています。数年に一回発行する会誌『とれんち』はその成果をまとめたものとなっており現在までに61巻発刊されています。今年65周年を迎える当研究会は歴史分野を超えて多くの研究者を輩出しており、中にはノーベル化学賞を取られた吉野彰先生もいらっしゃいます。

*今年の展示の注目ポイントは……⁇

注目1→今年度メインで調査した延暦寺山王院西側の平坦地についての展示です。我々はこの平坦地を東塔西谷遺跡と名付け、調査を行っております。この遺跡は延暦寺根本中堂から歩いて10分ほど、山王院の西側に位置します。2023年度の調査にて発見し、今年度本格的な調査を実施しました。ここでは、古代・中世の遺物を多く採取しており、断続的に何度も利用されたことが窺えます。また、遺跡に関わる文献の記録も残っており、文献史学からの考察も行いました。考古学と文献史学から延暦寺の坊跡の重層的な歴史を紐解いていく試みを実施し、これを展示しています!

注目2→岩倉の古代鉄生産に関わる遺跡です。昨年度から本格的な調査を始めました。当遺跡を木野芝遺跡と称し、遺物を拾い、測量を実施しました。これまで、岩倉は須恵器・瓦生産を行う古代の窯跡が多く調査され、「岩倉古窯跡群」と呼ばれるほどの一大生産地として考えられてきました。しかし一方で、ほかの手工業生産の実態はあまり知られていません。このような状況のなか、木野芝遺跡では鉄生産に関わる遺物を採取したため、岩倉における鉄生産研究を進めるべく展示・報告をしています!

どちらも会員の遺跡への情熱が結実したものとなっていると思います。ぜひお越しください!

東塔西谷遺跡採取の遺物群


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京大植物研究会


京大植物研究会は、植物を愛し、寝ても覚めても植物のことを考えている人たちが集まるサークルです。活動内容としては、会員が植物について好きなことを発表し、みんなで語り合う毎週水曜の例会を軸に、関西の近場の山へ花を観察しに行く遠征や、西表島や石垣島で樹木の種を同定する合宿を不定期で行っています。今回のNF企画は、吉田山で採取した植物の押し葉標本の展示、会員が栽培している植物の展示・販売、会誌と写真集の販売の3本立てでお送りします!

10月の吉田山で採取した植物(主に樹木)の枝葉を標本にし、壁一面に展示します。おなじみの植物から見たことも聞いたこともない植物まで、約50種の押し葉標本を揃えました。葉の形や大きさ、つき方(葉序)などを種間で比べてみると新しい発見がきっとあるはず!この展示であなたも吉田山の植生マスター♪……とはいかないのが自然の奥深い、面白いところです。

会員が愛情を込めて育てた植物の展示も行います。みんな大好き食虫植物、このごろ流行りの多肉植物、エアプランツで有名な着生植物など、熱帯原産の植物が目白押しです(日本初公開(たぶん)の植物も見られるとか……)。多肉植物などの販売もあるので、園芸や観葉植物に興味のある方はぜひお越しください!

植物だけでなく会誌『Anthologia(アンソロジア)』も販売します。おととしの創刊以来第3号となる今号は、100㌻超えと過去最大のボリューム!国内外のゆる~い遠征記から最新のまじめな研究紹介まで幅広い記事を収録しています。同時に販売する写真集『Florilegium(フロリレギウム)』では、過酷な石灰岩地帯に生える植物や、南米は仏領ギニアで出会った数々の植物のきれいな写真がてんこ盛りです。バックナンバーとともにぜひお買い求めください。

日時は11月22日・23日の10時~18時。会場は吉田南構内の正門を入って右側の建物・吉田南1号館の3階(1共32)にあります。会員は随時募集中なので、植物が好きだという方はいつでもX(@kshokubutsu)かインスタグラム(@kyodai_shokubutsu)のDMまでご連絡ください!皆さんのご来場をお待ちしております!

昨年度の展示風景。会場の奥までずらりと植物が並ぶ



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劇団愉快犯


今回の愉快犯のテーマは、か、かわいい~!?

我々劇団愉快犯は、京都大学を拠点としてコメディを中心に活動している学生劇団です。

NFでは激カワ短編集「ねこちゃん」を上映します♡笑いと驚き、そして思わずあなたも「かわいい~!」と言ってしまう作品がなんと11個も!11月22日10時30分〜、11月24日14時~。途中入退場自由のため、お気軽にご観劇ください!以下、あらすじを紹介します。

『旧kawaii』

あのはちゃめちゃトリオが、帰ってきた~~⁉20年前に引退した伝説のkawaii系アイドルが一日限りの復活!「ロリポップ」特別ライブ、NFにて開催!!──君は、歳の涙を見る。

『かたっぽ』

冬は空気が澄んでいて、星がよく見えます。南に見えるあれは……土星かな。え、じゃあ隣に光ってるあの星は……? わかんない。てかさ、さっきから手袋片方見つからないんだよね。まあ、別にいいか。

『すりっぷ・どりっぷ!』

君は未だ本当の〝味"を知らない───。

『パンはパンでも地球は回る』

前回までのあらすじ!万事屋の両津がドラゴンボールを探し悪魔の実を食べた火影ハンターと出会う。スタンド使いのトリコとバスケ対決し、逆刃刀で全集中卍解教室。さあDr.オールマイトと一緒に領域展開!

『今日はお前とデスマッチ』

英語はカッコよくて、馬と鹿は紙一重で、文法は大事で、草は不可避。それでも、挑み続けなければいけないなら。さあご一緒に、go straight.

『猫鳴村』

猫と暮らしたいにゃ〜ん。祠をこわせ〜こわせ〜こわ、こ、こわ、こわここここうおああああああああ!!!……はっ!!

『新人メイドメイちゃん』

面接官と新人メイドと面接ロボが織りなす本当の【CAT FIGHT】がNFの地で勃発!?

『改心の一撃』

魔王ジャック・アローの住む魔王城は目前。人々の100年間の苦しみを背負い、剣士たちの戦いがいま始まる。

『青春爆発ダイナマイト』

もしもし……はいすみません……今日のバイト遅刻しそうです……え?ピザ?いやピザ屋ではなくて……すぐ向かいますんで……はい……だからピザ屋じゃないですって……。

『ゴミ』

ま,気楽にいきましょうや!

『赤ちゃん』

鳥取とエチオピアを一望できるパワースポット「トチオピア」にて、〝赤ちゃん"を見つけたみっちゃんとゆぅくん。アイデンティティの喪失に苦しむ〝赤ちゃん"のために2人は今、旅に出る……! 手分けして……!!

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