ニュース

〈Topic ’25〉「路頭の儀」 行列華やかに 葵祭 風薫る古都

2025.06.01

〈Topic ’25〉「路頭の儀」 行列華やかに 葵祭 風薫る古都

建礼門院を出発した行列の様子。絵巻物のような光景に心が躍った(提供)

5月15日、京都市内で葵祭(賀茂祭)「路頭の儀」が行われた。葵祭は祇園祭、時代祭と並んで京都の三大祭の1つに数えられる。その起源は約1500年前、欽明天皇が五穀豊穣を願い賀茂神社で祭礼をさせたことに遡るとされる。その後幾度の中断と復活を繰り返しながら現代まで受け継がれてきた。

路頭の儀とは、下鴨神社と上賀茂神社で行われる社頭の儀に向かう道中を指す。今年も平安装束を身にまとった人々が京都御所の建礼門を出発し、神社に向かった。行列は近衛使代を中心とする主列と斎王代を中心とする斎王代列からなる。平安時代さながらの行列を見に、道中には多くの人々が詰めかけた。

路頭の儀においては華やかな十二単に身を包んだ斎王代が注目を集めがちだが、その他の人や道具、装束にも一つひとつ意味がある。それらを調べてみるのも面白い。また、これらの儀の他にも5月中には「流鏑馬神事」「御蔭祭」など多くの前儀が行われ、観覧できるものもある。毎年行われる葵祭である。様々な楽しみ方を試してみるのもまた一興であろう。(林)

関連記事