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川喜田次郎氏死去 「KJ法」考案等で業績

2009.08.12

京都大学の卒業生で文化人類学の大家、川喜田二郎(かわきた・じろう)氏が7月8日、敗血症のため東京都内の病院で死去した。享年89歳。25日には東京都の西光寺でお別れ会がひらかれた。

京大文学部卒。東京工業大学教授、筑波大学教授、中部大学教授を務めた。大学時代の故今西錦司氏らとの山歩きの体験を生かして、50年代以降、ネパールでのフィールドワークなどで業績をあげ、独自の情報処理法・KJ法で知られる。

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