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京大法学研究科の潮見佳男教授が8月19日、自宅で死去した。享年63歳。死因は急性心不全で、葬儀などは近親者のみで執り行われたという。

潮見教授は愛媛県出身。1985年に京大法学研究科・後期博士課程を退学し、大阪大学教授を経て、99年から京大法学部教授に着任した。専門は民法。2015年から法学部長を2年間務めたほか、18年から21年9月末まで京大副学長を併任していた。また、20年度から司法試験委員会幹事会幹事を務めるなど学外でも積極的に活動していた。京大によると、今年度後期に潮見教授が担当予定だった科目については、代理の教員により開講し一部は不開講として対応するという。