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〈Topic ‘23〉春立つ神楽岡 節分祭のにぎわい 3年ぶり追儺式も実施

2023.02.16

〈Topic ‘23〉春立つ神楽岡 節分祭のにぎわい 3年ぶり追儺式も実施

大元宮は全国の摂社を祀る

2月2日から4日にかけて、吉田キャンパスに隣接する吉田神社で節分祭が行われた。2日には疫神祭に加え、追儺式が3年ぶりに実施された。3日夜には、古札を燃やす火炉祭が執り行われた。

節分祭は災いをもたらす神や鬼を払い、人々の幸せと平和を祈る祭事で、その歴史は室町時代にまで遡る。伊勢神宮をはじめ全国の末社をまつる大元宮では、4日まで内院の特別参拝を実施した。2日の疫神祭では同宮に厄塚が奉じられた。厄神や心に潜む鬼を封じ一年の無病息災を祈願する。

祭事に合わせて、東大路から大元宮にかけての参道には所狭しと露店が並ぶ。普段はひっそりとした境内だが、期間中は多くの参詣客が行き交い、立つ春を思わせる明るいにぎわいをみせていた。(汐)

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