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〈Topic ‘22〉晩秋を告げる伏見の祭典 伏見稲荷大社 講員大祭

2022.10.16

〈Topic ‘22〉晩秋を告げる伏見の祭典 伏見稲荷大社 講員大祭

参拝客を導く光の道

10月8日と9日に伏見稲荷大社で講員大祭(こういんたいさい)が開かれた。講員大祭では毎年スポーツの日の前々日から2日間、伏見稲荷大社の信仰団体である講務本庁の講員が全国から集まり、神恩に奉賽し家内安全や生業繁盛を祈願する。当日はさわやかな秋空が広がり、多くの参拝客が訪れた。1日目は8時半から神賑行事が始まり、生本マグロ解体や尺八・筝の演奏などが行われた。13時から本殿で講員大祭が始まり、その様子を多くの人が見守っていた。その後は能『東北』の奉納などが行われた。2日目も狂言や落語の披露などが行われた。

また、講員大祭に併せ1日から10日の夜には、千本鳥居のライトアップ「千本灯籠」が行われた。灯籠の光に包み込まれる幻想的な空間を、多くの参拝客が足を止め写真に収めていた。(輝)

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