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〈Topic ‘22〉2年ぶり露店も にぎわい戻る 吉田神社 節分祭

2022.02.16

2月2日から4日にかけて、左京区吉田の吉田神社で節分祭が行われた。感染症の状況を鑑みて追儺式(通称「鬼やらい」)は中止となったものの、疫神祭や火炉祭が行われ、多くの観光客が足を運んだ。また、境内や、神社入り口につづく東一条通には2年ぶりに露店が並び、にぎわいを見せた。

節分祭は、災いをもたらす神や鬼を追い払い、人々の幸福を願う行事で、室町時代より続くとされる。例年3日に行われる火炉祭では、古い神札やお守りを焼き納めて、札などに宿る神霊が神座に戻るよう祈念する。今年は3日午後11時から参拝客が納めた古札を積み上げた火炉に火が点けられ、夜の境内を明るく照らした。昨年の火炉祭はコロナウイルスの感染拡大により中止されたため、一昨年以来の実施となった。(田)

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【正月のしめ飾りや破魔矢を持ち寄る参拝客もみられた】

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