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百万遍で畳が炎上 百万遍で畳が炎上

2018.08.01

7月13日午前3時頃、百万遍周辺の石垣に立てかけられていた畳や人形が燃えた。消防が出火原因を調査している。

消防によると、午前3時2分、通行人から消防に通報があった。隊員が駆けつけると、石垣付近の畳などから炎が上がっていたという。火はすぐに消し止められ、建物への延焼やけが人はなかった。また、現場で花火の燃えがらが見つかったことから、消防は放火の可能性についても調査している。京大広報課によると、大学が事態を認識した時にはすでに消火活動が行われており、焼けた畳と人形の設置者や詳しい出火原因は把握していないという。

今回の件を受けて京大は、公式サイトで見解を発表した。火事が敷地外で起きたことと大学の施設に延焼がなかったことを理由に、被害届を出さないという。続けて、これまでに撤去された立て看板は、植栽に括り付けられるなどして敷地内に入り込んでいたため規制の対象となったと説明し、立看板規程に違反しているものを撤去するといった対応を火事の前後で変えない方針であることを示した。

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